独自の世界観と音楽性が人気のアーティスト・椎名林檎さん。
そんな彼女の兄である椎名純平さんも、音楽界で活躍しています。
そんな兄弟の関係や純平さんの素顔について紹介します。
また、林檎さんの個性的な成長や両親についても興味深い話がありましたので紹介します。
この記事では、埼玉県浦和市（現・さいたま市浦和区）の実家についても触れていきます。
もし椎名林檎さんの生まれ育った環境に興味がある方は、最後までお読みください。
【椎名林檎のプロフィール】
本名：椎名裕美子（しいなゆみこ）
生年月日：1978年（昭和53年）11月25日
身長：167cm
出身地：埼玉県浦和市（現・さいたま市浦和区）
最終学歴：筑前高等学校（中退）
所属事務所：黒猫堂
2000年に弥吉淳二と結婚。一男をもうけ、2002年に離婚02年に離婚
【椎名林檎の実家は埼玉県・浦和市】
椎名林檎さんの実家は埼玉県浦和市（現・さいたま市浦和区）にあります。
彼女の生まれ育った環境についても興味があるかもしれませんね。
以上が、椎名林檎さんと彼女の兄・椎名純平さんについての情報でした。
兄妹は音楽家としてお互いを尊重し、多くのCDやライブで共演してきました。
カバーアルバム『discover』では「Where Is The Love」で、妹のカバーアルバム『唄ひ手冥利〜其ノ壱〜』では「玉葱のハッピーソング」でデュエットしています。
さらに、椎名林檎×斎藤ネコ＋椎名純平の名義で発表されたシングル「この世の限り」は、2007年の映画『さくらん』のエンディングテーマになりました。
純平さんは、妹のデビュー10周年を記念したライブ『椎名林檎（生）林檎博’08～10周年記念祭～』の最終公演にも登場しました。
ステージ上で林檎さんが着用していたドレスと同じ柄のジャケットを着て、兄妹の力強い歌声で観客を魅了しました。
【椎名林檎の両親はどんな人？】
椎名林檎さんは、両親の仕事の都合で幼少期から日本全国を転々として育ちました。
彼女は埼玉県で生まれましたが、2歳の時には静岡に引っ越し、小学校6年生の頃には福岡へと転居しました。
彼女の父親は外資系石油会社の会社員であり、転勤族でした。
家庭では父親の好みでクラシック音楽がよく流れていたようです。
一方、母親はバレエを長く習っていた女性でした。
椎名さんが子供の頃にバレエを習ったのも、母親の影響である可能性があります。
父親は歌謡曲が好きで、五輪真弓さんや太田裕美さん、寺尾聡さんなどの音楽を愛していました。
一方、椎名さんは太田裕美さんの「木綿のハンカチーフ」など、自身の世代よりも古い曲をカバーすることもありました。これも母親の影響ですね。
兄の椎名純平さんは、実家が「モーツアルトから都はるみまでの音楽が流れていた家だった」と語っていました。
椎名林檎さんの音楽は特定のジャンルにとらわれず、多様な要素を取り入れた独自のスタイルを持っています。これは両親が聴いていた音楽の多様性から生まれたのかもしれませんね。
また、椎名さんは母親について「子育てにおいては厳しい人でした」と語っています。
「母親は私が病気であることを言い訳にせず、強く生きるためにしっかりと教育してくれました」と述べています。
家庭ではNHKのドキュメンタリー番組がよく流れており、お笑い番組を見ることは許されませんでしたと、兄の純平さんが話していたこともあります。
椎名さんは自身が代表を務める事務所もさいたま市浦和区にあります。
また、10周年アニバーサリー・ライブの最終公演もさいたまスーパーアリーナで行われました。
彼女にとって埼玉は特別な場所であり、両親が新しく建てた家にのんびりと暮らすことがあるかもしれません。
【椎名林檎の幼少期の重病と手術】
独自の世界観を持つアーティストとして知られる椎名林檎さん。
彼女がどのようにして強烈な個性を育んだのでしょうか。
彼女の生い立ちや両親について詳しく見ていきましょう。
生後間もなく大手術を受ける
椎名林檎さんは生まれて間もなく「先天性食道閉鎖症」と診断されました。
通常、食道は喉から胃へとつながる消化管ですが、この病気では赤ちゃんが生まれたときに食道がつながっていない状態です。
林檎さんはすぐに手術を受けて助かりましたが、その後も手術の後遺症に苦しむことになりました。左右のバランスが取れないなどの問題が生じました。
この赤ちゃんの頃の病気は、彼女の人生全体に影響を与える大きな出来事でした。
2017年には小児外科医の松永正訓先生による「先天性奇形・食道閉鎖」についての記事を読んだという椎名さんのコメントが報じられました。
その記事には、他の病気も抱えた赤ちゃんが手術を拒否され、餓死するという悲しい事例が紹介されています。
この記事に対し、椎名さんは「21世紀の現代にこんなことがあってもいいのか」と共感を示しました。
彼女は松永先生に手紙を送り、自身の病気について母親と話し合ったことなどを明かしました。
松永先生は「手術が成功し、経過が順調な子は医者にとっては終わりですが、患者にとっては一生を通じて抱え続けなければならないものだと気づかされた」と述べています。
生まれてすぐに判明した病気が、彼女の人生に大きな影響を与えたことは間違いありません。
【椎名林檎の生い立ちと両親】
椎名林檎さんの個性的な成長や両親についても、興味深いエピソードがあります。
彼女は5、6歳の頃にピアノを始めたことが音楽との出会いだったようです。最初は好きではなかったようで、「強制的に習わされていた」という状況だったと言われています。
しかし、高校時代にはブラスバンド部に所属し、ドラムも始めました。彼女が音楽に親しむようになったきっかけです。
一家は親の都合で静岡から福岡に引っ越し、純平さんもバンド活動を開始しました。大学時代にはクラブでのイベントに参加し、音楽活動を続けました。
1999年にはSony Music SDM主催の「The Another Goal ’99」でグランプリを受賞し、デビューのチャンスを掴みました。
翌年の2000年、彼はシングル「世界」でメジャーデビューし、妹の林檎さんと同じくプロのミュージシャンとしての道を歩み始めました。
兄妹ともに才能に恵まれたミュージシャンであり、2004年には「Time of GOLD」という曲で篠原涼子さんとデュエットしています。
さらに、2014年には元バービーボーイズのいまみちともたかさんが結成したバンド「ヒトサライ」でボーカルを務めました。
いまみちさんがバンドを組もうと提案した際、純平さんは次のような返答をしたそうです。「ボーカリストとして手のひらの上で遊ばせてくれるなら」と。
この独特の表現は、なんとなく椎名林檎さんとの共通点を感じさせます。
早い時期から音楽に触れ、共通の環境で育った兄妹の間には、特別な絆があるようです。
【椎名林檎の兄は椎名純平】
椎名林檎さんの兄である椎名純平さんもまた、ミュージシャンとして活躍しています。
今回、彼のプライベートや、妹の林檎さんとの関係について調査してみました。
椎名純平さんはインテリであり、また既婚者でもあります。彼は2人の子供の父親でもあるのです。
兄弟は年齢差が4歳あり、現在の純平さんは48歳です。
純平さんは学生時代には慶應義塾大学法学部に在籍し、成績優秀だったことが伝えられています。大学を中退しましたが、難関大学に入学できるだけでも素晴らしい成果です。
一方、2002年には一般女性と結婚し、同年4月には長女が誕生しました。その後もう1人の子供が生まれ、純平さんは2人の子供の父親としての役割も果たしています。
また、純平さん一家は2004年に火事を経験したこともあります。当時の新聞記事によれば、さいたま市の自宅マンションで妻がてんぷらを揚げている最中に火災が発生しました。火災は2世帯に被害をもたらし、妻は煙を吸ったことで軽い火傷を負ったそうです。幸いなことに、純平さんは寝室にいたため怪我はありませんでした。他の負傷者は報告されていませんでしたので、それが唯一の救いと言えるでしょう。
【まとめ】
椎名林檎さんの個性や音楽には、家族や生い立ちが大きな影響を与えていることがわかります。今後も彼女の活動から目が離せません。
