「無罪モラトリアム」「勝訴ストリップ」など、キャッチーなタイトルのアルバムと独特の音楽観が魅力の椎名林檎さん。
そんな椎名林檎さんは恋多き女としても有名で、結婚と離婚を経験して現在に至ります。
今回は、椎名さんの元旦那について、結婚の経緯や離婚、そして児玉裕一さんとの関係についてお伝えします。
もくじ
【椎名林檎のプロフィール】
愛称：林檎ちゃん
本名：椎名裕美子
生年月日：1978年(昭和53年)11月25日
身長：167cm
出身地：埼玉県浦和市（現さいたま市浦和区)
最終学歴：福岡県立筑前高等学校卒業
所属事務所：有限会社黒猫堂
【椎名林檎の元旦那はギタリストの弥吉淳二】
椎名林檎の元旦那は、ギタリストの弥吉淳二さんです。
弥吉淳二さんはギタリストとして有名なサポートメンバーでした。
椎名さんのギターを担当する前は、aikoさんや吉川晃司さんのバックバンドで演奏しており、数々のヒットソングに関わってきました。
かつてはユニット『stereo criminals』のギタリストとしても活動し、1998年のバンド解散後は音楽のプロデュースに転身しました。
その後は裏方として楽曲提供や編曲を手がけ、有名アーティストのサポートギタリストとしても音楽番組に出演していました。
弥吉さんは編曲家としての才能が認められ、多くの歌手とのつながりを持っている方です。
特にaikoさんのファンにとってはおなじみであり、親しみを込めて「やよっしー」と呼ばれていました。
・入籍と椎名林檎の妊娠
そして、椎名さんと弥吉さんは2000年11月に極秘に入籍し、その2ヶ月後の2001年1月に結婚を発表しました。
当時、椎名林檎さんはすでにヒット歌手として成功を収めており、2人の急な結婚は世間を驚かせました。
さらに、入籍時点ですでに弥吉さんとの子供を妊娠していることも発覚しました。
椎名さんは計画的な妊娠であると主張していますが、結婚前に妊娠したことから、授かり婚であると言っても過言ではありません。
当時の椎名さんはまだ22歳であり、デビューからわずか2年での結婚ということで、世間の驚きも理解できます。
椎名さんは結婚前に男性関係のスキャンダルが多くあり、その奔放さから賛否が分かれるアーティストとして知られていました。
特に、元旦那との結婚報告文書では、その奇妙な一面が発揮され、世間を騒然とさせました。
「臨時ニウス」と題された文書には、「おめでとうございます」を「お目出たふ御座居枡」と書いたり、「ご無用です」を「御無用DEATH」と表記したりと、冗談めかした書き方がされています。
文章の趣旨も何度か外れており、自虐ネタを織り交ぜた滑稽な文章は、まさに才能と言えるでしょう。
この文書を見たファンたちは、椎名さんの独特な魅力を実感し、一部は彼女から離れたり、また一部はそのユーモアを楽しむことになったと言います。
【椎名林檎の元旦那・弥吉淳二氏との馴れ初めは？】
2人の出会いは、弥吉淳二さんが椎名さんのサポートメンバーを担当したことから始まります。
椎名さんがボーカルのバンド「虐待グリコゲン」やライブ「座禅エクスタシー」でギタリストとして活動していたため、2人は仕事仲間として関わりを持っていました。
当時、弥吉さんは既婚者であり、サポートメンバーとしての立場もあったため、自分から大物歌手にアプローチすることは考えにくい状況でした。
そのため、仕事で共演するうちに椎名さんの目に留まり、交際に発展したのだと思われます。
椎名さんは、弥吉さんに惹かれた理由として、「ギターやエフェクターをあまり多用しない演奏スタイルや仕事への姿勢」を挙げています。
コメントの意味は正確には理解できませんが、おそらく演奏のスタイルや仕事への真摯な姿勢が、椎名さんの好みに合い、そこから恋愛感情が芽生えたのでしょう。
そして、2人は交際中に子供を授かり、結婚に至ったのです。
一般的に言えば授かり婚ですが、椎名さんはこれを否定しています。
妊娠については結婚前から2人で計画しており、希望通りに懐妊することができたことを結婚発表の際にコメントしています。
つまり、意図せずに子供ができてしまったために結婚したのではなく、むしろ結婚するために子供を授かったと言えるでしょう。
【椎名林檎と弥吉淳二氏の離婚理由は？】
椎名さんはギタリストの弥吉さんと2000年11月に結婚しましたが、わずか1年2ヶ月後の2002年1月に離婚しています。
離婚の詳しい理由は明らかではありませんが、椎名さんの特異な思考についていけなくなったり、弥吉さんとの育児に不満を抱いた可能性が噂されています。
椎名さんは結婚後も他の男性との熱愛が続いており、結婚報告の奇妙な文章からも彼女の個性的な一面がうかがえます。
そのため、生活を共にすることが耐えられなくなったのかもしれません。
また、出産後に椎名さんの価値観が大きく変わり、子育てに没頭するようになりました。
子供のことを思いやるあまり、弥吉さんの育児方法に対してストレスを感じていた可能性も考えられます。
ただし、離婚後も弥吉さんは子供の学校行事に参加するなど、父親としての役割を果たしていました。
このことから、子供に対してひどいことをしたり無関心だったりすることはなかったようです。
【椎名林檎の元夫、弥吉淳二氏は死去】
椎名林檎の元夫でギタリストの弥吉淳二さんは2018年1月26日、49歳の若さで逝去しています。
椎名林檎さんとの離婚後、体調を崩し、永らく闘病生活を続けていたようですが、残念ながら帰らぬ人なってしましました。
【椎名林檎は児玉裕一と事実婚状態だった！】
元旦那との離婚後、椎名さんはシングルマザーとして生活していましたが、2013年の週刊誌報道で、映像ディレクターの児玉裕一さんとの交際が明らかになりました。
児玉さんも実は既婚者でしたが、椎名さんのミュージックビデオを制作したことで親しくなり、交際に発展しました。
2人は2011年から交際していたとされ、事実婚の状態であり、第二子の女児もいることが報じられています。
児玉裕一さんは東北大学理学部出身で、元電通社員というエリートです。
彼は大手CMやオリンピックの映像制作に携わり、Mr.Childrenやperfume、安室奈美恵さんのミュージックビデオも手がけてきました。
業界内では非常に有名なディレクターであり、多くの人々が彼の作品を目にしたことがあることでしょう。
2人はお互いに一流のアーティストとして共通点を持っており、理解し合えるものがあるのかもしれません。
婚姻の形が流動的になっている現代では、婚姻届けという紙切れに大した価値もなくなってきています。
特に椎名林檎さんや児玉裕一さんのような生き方をされている人には、それが顕著なのかもしれませんね。
