Coccoの現在は?”メンヘラ(リスカ・パニック障害)御用達アーティスト”は経営者に転向していた!?

インパクトの強い歌詞と、それとは対照的な温かなメロディーのギャップが人気の沖縄出身の女性シンガーソングライターであるCoccoさん。

大人の女性が持つ様々な本音を、脆く狂気に満ちたような歌詞で歌い上げ、90年代に人気を博していました。

一時歌手活動の休止なども経ていたCoccoさんですが、現在は何をしているのでしょうか?

なんと、現在は会社の経営者をしているとの噂も…?

今回はCoccoさんについて、意外なデビューの経緯、メンタルを崩していた時期の様子、そして現在は何をしているのか?などについてまとめました。

現在は何を?Coccoプロフィール

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別名   Cocko ・こっこ

生年月日 1977年1月19日(45歳)

出身地  沖縄県那覇市

学歴   沖縄県立開邦高等学校芸術科美術コース卒業

ジャンル J-POP・オルタナティブ・ロック

職業   シンガーソングライター、女優、絵本作家、エッセイスト、小説家

活動期間 1996年 – 2001年、2006年 –

もともとプロのバレエダンサーを目指していたというCoccoさん。

休みのたびに数多くのオーディションを受けていたところ、ある日お姉さんがファッション誌に載っていた賞金100万円のビクターの新人歌手発掘オーディションの告知を見つけて勧めてきたのだそう。

東京のバレエオーディションのための資金調達が出来ることと、一次審査を通過すれば東京での二次審査の旅費が支給されるためついでにバレエオーディションも受けられることから応募したのだとか。

結果はどちらも不合格だったものの、Coccoさんに目を付けたレコード会社会社の担当者が沖縄までスカウトに来たといいます。

その時は、バレリーナになるのが夢だと断ったCoccoさんでしたが、それが縁で当時のディレクターと出会い、後に歌手としてデビューすることに。

動機は「歌で行けるならバレエのオーディションで自分を落とした人間に『逃がした魚は大きかった』と思わせて見返してやろう」というもので、「ミリオンヒットをいくつか出して10億円貯めてとっとと辞めて沖縄に祖父みたいに劇場を作り、死ぬまで毎日踊り続けられたらいいな」という不純なものでした。

そんなCoccoさんの歌の魅力は、何よりも衝撃的で鮮烈な歌詞と歌声。

女性の内面のドロドロしたものや暴力性を赤裸々に歌い、人気を博していきました。

過去にはリスカに拒食症にパニック障害…coccoの現在は?

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女性のドロドロとした本音を歌っていたCoccoさん。

その歌についてタレントのマツコ・デラックスさんも、日本の歌姫を特集した番組でCoccoさんの名前を挙げ、「彼女が、私の代わりに憎しみを殺してくれたから、私は無事でいられた。明確な殺意というか、それが消せて、救われたのよね。」とコメントしていました。

Coccoさんの歌の中には、メンヘラ的な雰囲気の歌詞が多く、「腕を切ってみた」という歌詞などがあります。

これは歌詞の中だけでなく実際にCoccoさんはメンタルの問題に苦しんだ過去があり、自傷行為、リストカット癖、拒食症、パニック障害の症状があったことをCoccoさんは2009年に発行された月刊誌「papyrus(パピルス)」にインタビューで語っています。

リストカットについては、「大変なことがあるとお風呂に入ってリラックスというよりは、引っ搔いてた方がいいし」と日常生活の一部のような行為だったと告白していました。

また、一時期食事も摂れない状態だったといい、チョコレートや黒糖でカロリーを補っていた時期もあったそう。

メンタルの問題を多く抱えていたCoccoさんは2001年に一時音楽活動を休止しています。

心配になるような表舞台からの身の引き方でしたが、しかしこれは、心の不調で絶望していたわけではなかったようで…?

現在は経営者に転身?Coccoの新たな活動とは?

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2001年に歌手活動を休止したCoccoさん。

活動を休止した理由は、意外なものでした。

なんと、理由は「歌を好きになったから」。

それまでは、バレエの劇場を作る資金の10億円を貯めるのが目的で、バレエのオーディションに落とした大人に対する復讐の道具だった歌が、いつしかツアーの終わりが近づくと寂しくなり、もっとみんなで一緒にいたいと思うようになったといいます。

そのため、不純な動機でのデビューから積み上げてきたものを一旦全部崩して「歌が好き」という前提で組み直さないと駄目だと思ったのだとか。

Coccoさんは、2001年4月20日の「ミュージックステーション」出演を最後に、表舞台から姿を消しました。

2002年には「南の島の星の砂」で絵本作家としてデビューをしますが、翌年2003年には「自分が歌を歌い、呼びかけることで沖縄の海を綺麗にできるのでは」と考え、歌手としてボランティア活動「沖縄ゴミゼロ大作戦」を開始。

沖縄の海の清掃などのボランティア活動を通じて、お金のためや仕事としてではなく、普段生活している中で自然と歌を歌っていることに気付いたといいます。

その後、周囲のスタッフのしつこい説得のおかげもあり、2006年には歌手活動を再開。

活動再開後は歌手としての活動に留まらず、引き続き絵本の制作、エッセイの執筆や、写真の勉強のためにイギリスへ留学、女優としての活動など、様々な分野で活動を始めました。

さらに、以前から洋服が好きだったというCoccoさんは2018年にはアパレルブランド・Composition-a(コンポジションエー)を立ち上げ、経営者としても活動。

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製品は全て日本製で、発売された洋服はいずれも完売するほどの人気ぶりだそう。

このアパレルの収益は、豪雨災害被害などへ寄付されています。

Coccoの現在の歌手活動は?息子と共演!?今後は顔は隠して活動?理由は?

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様々な活動をしていることが分かったCoccoさんですが、歌手活動も引き続き継続しています。

実はCoccoさんは父親は明かされていませんが22歳のときに未婚の母として出産を経験しており、Koto君という息子さんがいます。

2019年に3年ぶりにリリースした10枚目のアルバム「スターシャンク」では、ちょうど成人式を迎える頃である息子・Koto君がミュージックビデオに登場した!?と話題に。

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公式発表こそありませんが、年齢やCoccoさんに激似な顔立ちから息子さんだろうとファンの間ではもっぱらの噂でした。

歌手活動再開後は、新曲も度々出していたCoccoさんでしたが、2022年2月には、今後はメディアに顔を出さずに歌手活動を行っていく方針であることを発表しています。

理由は「歌を歌うこと以外のストレスや体力の消耗を減らさないと続けていく自信がないお年頃」とのこと。

同月に放送された生放送の歌番組「テレ東音楽祭2022春」に出演した際にも、黒いベールで顔を覆った衣装で登場しました。

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ライブはこれまで通り素顔で披露していくとのことで、2022年はデビュー25周年を記念した全国ライブツアーの開催も決定。

アニバーサリーイヤーで、歌手として精力的に活動する年になっているようです。

現在は何してる?Coccoに対する世間の声

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芸能界のファンも多く、新垣結衣さんがCoccoさんのアパレルブランドの洋服を着ていたことが分かり、ファンの喜ぶ声が多く見られました。

Coccoの現在は?メンヘラ御用達アーティストが経営者に転向?まとめ

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「自傷を彷彿とさせる病的な歌詞やオルタナティヴなサウンド」が特徴と言われるCoccoさん。

現在はシンガーソングライターの他にも、女優、絵本作家、エッセイスト、アパレルブランドの経営など多岐にわたる分野にて活動しているようです。

今年2022年はデビュー25周年というアニバーサリーイヤーのため、Coccoさんの活動する姿が多く見られそうですね。

今後の活躍も楽しみです!