柴田恭兵の実家は魚屋? 5人兄弟が性格に影響。現在の事務所、舘ひろしとの関係は??

あぶない刑事でブレイクし、現在でも「男が惚れる男」という特別な存在感を放ち続けている柴田恭兵さん。

ここ最近は、円熟味を増した風貌と演技で多くのドラマ、映画で存在感を示しています。

そんな柴田恭兵さんの実家や兄弟、現在でも舘ひろしさんとのコンビは健在なのか?といった点を掘り下げていきます。

■柴田恭平のプロフィール

愛称:恭サマ

本名:柴田恭平

生年月日:1951年8月18日

身長:176cm

出身地:静岡県清水市(現:静岡県静岡市清水区)

最終学歴:日本大学経済学部

所属事務所:柴田恭兵事務所 (KYOHEI OFFICE)

■5人兄弟の中で芸能界へ:柴田恭兵の家族背景

柴田恭兵さんの家族は、彼自身を含めて兄が2人、姉が1人、そして弟が1人という5人兄弟で構成されています。
現代社会において少子化が進んでいることを考えると、5人兄弟はかなり珍しいかもしれません。

柴田さんの実家は静岡県清水市で、家業として魚屋「魚新」を営んでいます。
ただし、柴田さん以外の兄弟は、一般家庭で育ったためか芸能界には足を踏み入れていません。

しかし、弟さんだけは例外で、芸能関係の仕事をされているとのことです。
タップダンスグループ「TAP DO!」の一員であるポケさんのブログによれば、その弟さんは柴田さんであるとのこと。

ブログは2011年1月3日のものなので、現在も同じ仕事をされているかどうかは明確ではありません。

■プライベートは謎に包まれたまま:柴田恭兵と家族の秘密

SNSが普及し、多くのタレントが自身のプライベートを公開するようになった現代。
しかし、柴田恭兵さんは昔から現在に至るまで、家族のことを語ることはほとんどありません。
このため、彼が結婚していることを知らない人も少なくないでしょう。

それでは、なぜ柴田さんは家族のことをあまり語らないのでしょうか。
一つの理由は、彼の家族が一般人であること。
家族が有名人であることが知られれば、家族が何らかの問題に巻き込まれる可能性があります。
そのため、家族を守るために、柴田さんは家族についての詳しい情報を公開していません。

また、俳優としての「柴田恭兵」というイメージを守るためもあります。
例えば、「男はつらいよ」シリーズで長年主役を務めた渥美清さんは、「車寅次郎」の役柄のイメージを守るために、プライベートを公開することはありませんでした。

同じように、柴田恭兵さんも、各々のファンが抱いている「柴田恭兵」のイメージを保つために、プライベートをあまり語らないのでしょう。
プライベートを公開することが一つのファンサービスである一方、ファンの持つイメージを壊さないこともまた、別の形のファンサービスと言えるかもしれません。

■柴田恭兵の性格について:クールさと優しさが同居する男性

「あぶない刑事」や数々の映画での鋭利な演技から、クールな印象を持つ柴田恭兵さん。しかし、その本当の性格はどのようなものなのでしょうか。

実は、柴田さんの優しさを証明するエピソードがあります。それは、彼がかつてドラマで共演した生田斗真さんとのエピソードです。

撮影後、柴田さんが車で生田さんを送ることがあったそうです。当時はまだ新人だった生田さんを送る姿から、柴田さんの優しさが伺えます。しかし、このエピソードはまだ終わりません。

ある日、生田さんが柴田さんの車内でビールを飲み、そのまま眠ってしまったそうです。目が覚めた時、ビールをシートにこぼしてしまっていたことに気づきました。シミを拭き取ったものの完全には落ちず、そのまま車を降りた生田さん。それから1週間後、再び車に乗せてもらった時には、シミがすっかりなくなっていたというのです。

生田さんは、ビールをこぼしたことを柴田さんに打ち明けることができずにいました。しかし、「行列のできる法律相談所」に出演した際にこのエピソードを打ち明け、柴田さんに謝りたいと明かしました。番組スタッフが柴田さんに連絡を取り、エピソードを伝えると、柴田さんは自分がビールをこぼしたとフォローしたそうです。

自分の車を汚されても黙って許し、相手が困らないように配慮する柴田さんの懐の深さは、まさに男気に満ちています。そこには、クールなイメージだけではない、本当の優しさが見えてきます。

■柴田恭兵の所属事務所は? 現在の関係は??

柴田さんは、日本大学経済学部を卒業後、サラリーマンを経て1975年に東京キッドブラザーズという劇団に入団し、芸能界に足を踏み入れました。その後、監督村川透さんに見いだされ、1977年のドラマ「大都会 PARTII」でテレビ初出演。そして、1978年の「大追跡」で初レギュラーをつかみ、キャリアを積んでいきます。

柴田さんが大ブレイクしたのは「あぶない刑事」で、舘ひろしさんとのW主演となり、スタイリッシュな刑事役が大きな話題を呼び、社会現象を巻き起こしました。

多くの人が舘ひろしさんと共演したことから、柴田さんも石原事務所に所属していると誤解しているようですが、実際には彼が石原事務所に所属したことは一度もありません。

彼は2000年に東京キッドブラザーズが活動を停止するまで、その一員でした。現在は、彼自身の名前を冠した「柴田恭兵事務所」に所属しています。

■柴田恭兵と舘ひろし:今もなお続く名コンビ

柴田恭兵さんの愛称といえば、「恭サマ」。
品格に溢れ、どこか近寄りがたい雰囲気を持つ柴田さんにピッタリの愛称です。

この愛称を付けたのは、実は舘ひろしさん。
彼らは「あぶない刑事」で共演し、現在も舘さんは柴田さんを「恭サマ」と呼んでいます。

1986年から放送が開始され、2015年に映画で完結した「あぶない刑事」シリーズ。
その長期間に渡るシリーズ成功は、柴田さんと舘さんの名コンビが視聴者から愛され続けたからこそです。

「最初は、やりにくい役者だと思ったね。でも、やがて自分が嫉妬していることに気づいた。軽い芝居、スピーディーな芝居、キレのいいせりふ…。僕にできないことができる人だった」

これは、舘ひろしさんが柴田さんとの初対面の印象を語った言葉です。若い頃の2人は尖った印象があり、最初は互いに良い印象を持てなかったようです。
しかし、徐々に互いを理解し合い、一つ上のレベルのコンビになっていきました。