エンターテインメント界の重鎮、舘ひろしさん。 彼は今も変わらず、俳優としてのキャリアを積み上げています。しかし、最近、「終わった人」なんて囁かれているとか…。
でも、ちょっと待ってください。 実は、この「終わった人」というのは彼のキャリアを指しているわけではなく、彼が出演した映画のタイトルなんですよ。
2023年にも公開が噂される「あぶない刑事」の新作映画をはじめ、まだまだ現役バリバリの舘ひろしさんの現在を深堀りして紹介します!
もくじ
■舘ひろしのプロフィール
本名:舘 廣
生年月日:1950年3月31日
身長:179cm
血液型:A型
出身地:愛知県名古屋市
最終学歴:千葉工業大学中退
趣味:ゴルフ、乗馬、ヨット
所属事務所:石原プロモーション
(主な音楽活動)
1975年、ロックバンド「クールス」のボーカルとして、「紫のハイウェイ」でデビュー。
その後「あぶない刑事」の主題歌をはじめ、数多く楽曲を発表する。
「泣かないで」で、1984年の第35回紅白歌合戦出場。
(主な出演作)
1976年:映画「暴力教室」俳優デビュー
「西部警察」シリーズ、「あぶない刑事」シリーズ、「新宿鮫」シリーズ、大河ドラマ「功名が辻」、
「パパとムスメの7日間」、「坂の上の雲」 etc…
■舘ひろしの2023年の姿
エンターテインメント界の重鎮、舘ひろしさん。 彼は今も変わらず、俳優としてのキャリアを積み上げています。しかし、最近、「終わった人」なんて囁かれているとか…。
でも、ちょっと待ってください。 実は、この「終わった人」というのは彼のキャリアを指しているわけではなく、彼が出演した映画のタイトルなんですよ。
2018年に公開された映画『終わった人』では、舘さんが主演を務めました。 そのタイトルが少々ネガティブだったため、
「はじめて“終わった人”と聞いたとき、参加するのはやめようかと思ったんです」
と彼は後に明かしていますが、
「しかし、脚本を読んだところ、思っていた以上に面白かったんです」
という理由から、出演を快諾したのです。
これまで彼の演技は硬派なキャラクターが定番でしたが、この作品では、キャリアを終え、定年を迎える一人の男性を見事に演じ、モントリオール世界映画祭のワールド・コンペティション部門で最優秀男優賞を受賞しています。
この結果、舘ひろしは決して「終わった人」ではなく、彼の才能は今もなお輝いていることが証明されました。 しかし、彼は語っています。
「僕自身としては、すでに遠い昔に“終わって”しまったと感じているんです。親が医者だったため、医学部に落ちた19歳の時に、僕は終わったと思った。だから、僕は“終わった人”でもここまで頑張れる、その生き方を見せることができたんだと思います」
引用元:『終わった人』舘ひろし 単独インタビュー 彼は自分自身を“終わった人間”だと認識しているのかもしれません。そう語ったのは、もしかすると、自由に好きなことを追求することで成功を掴んだからかもしれません。
■話題騒然!舘ひろし出演のメガネCM
これまで日本興亜損保や宝酒造など、数々のCMに出演してきた舘ひろしさん。 その中でも、2017年に出演した特定のCMが大いに注目を浴びています。
そのCMとは、ハズキルーペです。
渡辺謙氏や菊川怜氏、小泉孝太郎氏など、多くの著名人が出演して話題になったハズキルーペのCM。その特徴的なメガネ型デザインと、衝撃に強い製品性能を大げさにアピールするCMは、印象深いものとなっています。
そして、そんなハズキルーペのCMに舘ひろしさんが女優の松野未佳さんと親子役で出演しました。
父と娘が一緒に高級レストランで夕食をとった次の日、舘ひろしさんがバスローブ姿で登場します。
この演出は親子というよりも、まるで愛人関係を思わせるもので、それが話題となりました。
男性としての魅力が溢れる舘ひろしさん。バスローブ姿で現れたら、そんな想像をするのも当然かもしれません。
■舘ひろし、禁煙に成功!?
一日にタバコを4箱も吸う程だった舘ひろし氏のヘビースモーカー人生。
舘氏がタバコに手を出したのは20歳のときで、ジェームズ・ディーンやハンフリー・ボガードなどの俳優に憧れた結果だと言います。
タバコの健康への悪影響は知りつつ、何度も禁煙を試みた彼。一時期、3ヶ月間禁煙を成功させていましたが、撮影のためにタバコを再び手にすることで禁煙を断念。かつてタバコが舘ひろし氏のトレードマークだったことが、禁煙を困難にした一面をもっていました。
・2010年、ファイザー製薬の禁煙キャンペーンに参加
CM出演をきっかけにメディアで禁煙を宣言した舘氏は、2012年に遂に禁煙を達成。
大々的に禁煙を宣言したことと禁煙補助薬の助けが、禁煙成功への道筋をつけたと言います。撮影でタバコを吸うシーンがあっても、必要とされた場合はCGで表現すると語っています。現在では、彼は禁煙の推進者としての役割を果たしています。
■舘ひろし、ラグビーの熱狂者だった!
舘氏は、2019年に日本で開催され、大成功を収めたラグビーワールドカップの応援団長に任命されました。
「すごく楽しみ。ワールドカップが日本で開催されることは、素晴らしいことですから」と舘氏はコメント。ワールドカップを盛り上げるためにTwitterアカウントを開設し、SNSやイベントを通じてラグビーの魅力をPRしました。
舘氏とラグビーの関連性が思い浮かばないかもしれませんが、実は彼自身がラグビー経験者で、高校時代にはラグビー部のキャプテンを務めていました。
今でもラグビー仲間との交流を続けていると語る彼。「名古屋に帰ると、いまだにラグビー部の連中と会います。一緒にゴルフをしたり。その時がやっぱり一番笑いますね。“俺”“おまえ”になるから。そういった時間って大切。楽しいですよね」と話します。しかし、今ではラグビーをプレーすることについて、「骨が折れてしまいますし、5メートル走ったら倒れてしまいますよ」と笑い飛ばします。
■舘ひろし、ゴルフ愛好家として知られる
芸能界ではゴルフ愛好家が多いことで知られています。バラエティー番組の企画やゴルフ番組、プロアマ戦などで芸能人がゴルフをプレーする姿を頻繁に目にします。
「ニッカーボッカーを履きたい」という理由からゴルフを始めたという舘氏は、現在では芸能界でトップクラスの腕前を持ち、ハンディキャップは一桁です。
2018年に2日間にわたって開催された「ザ・レジェンドチャリティプロアマ」では6位にランクインしています。1日間の大会では偶然良いスコアを出すこともあるかもしれませんが、2日間の大会では実力が必要不可欠です。舘氏が真の実力を持つことがわかります。
一流のアスリートがルーティンを持つように、舘氏もゴルフをプレーする際には特定のルーティンを持っています。ラウンドの1時間前にはゴルフ場に到着し、朝食をとりながらコーヒーを飲み、集中力を高めていきます。その後、20〜30球のショット練習を行い、10分間のパッティング練習を行います。これが舘氏のゴルフルーティンです。
「ゴルフをする日は、朝起きた時から寝るまでがゴルフ」と舘氏は語っています。もしかしたら、彼は起床時や帰宅後もゴルフに関連したルーティンを持っているのかもしれません。