「あぶない刑事」でブレイクし、コミカルな表情、色気、渋さを兼ね備え、「男気溢れる！」と称され、男女問わず多くの人々に愛されている、舘ひろし。
彼の周りには伝説が絶えませんが、舘ひろし氏が常にスーツとサングラスで魅せるあの色気は一体何なのでしょうか？
そして、彼が時が経ってもかっこよさが色あせない秘密に迫ります。
もくじ
■舘ひろしのプロフィール
本名：舘 廣
生年月日：1950年3月31日
身長：179cm
血液型：A型
出身地：愛知県名古屋市
最終学歴：千葉工業大学中退
趣味：ゴルフ、乗馬、ヨット
所属事務所：石原プロモーション
（主な音楽活動）
1975年、ロックバンド「クールス」のボーカルとして、「紫のハイウェイ」でデビュー。
その後「あぶない刑事」の主題歌をはじめ、数多く楽曲を発表する。
「泣かないで」で、1984年の第35回紅白歌合戦出場。
（主な出演作）
1976年：映画「暴力教室」俳優デビュー
「西部警察」シリーズ、「あぶない刑事」シリーズ、「新宿鮫」シリーズ、大河ドラマ「功名が辻」、
「パパとムスメの７日間」、「坂の上の雲」 etc…
■舘ひろしと暴走族「クールス」の伝説
・暴走族だった「クールス」
舘ひろし氏にまつわる伝説の中でも、特に有名なのが彼が所属していた不良バイクチーム「クールス」に関する話です。
このバイクチームでのエピソードは、今も語り草となっています。
このチームには、彼のほかにも俳優の岩城滉一氏もメンバーとして参加しており、その頃、クールスは大いに人気を博していました。
とある日、クールスのメンバーたちがバイクを駆って走行していると、予想もしなかったことが起こりました。
「我々がバイクで疾走すると、何故か他の暴走族も集まり、共に風を切って走っていた。そして、警察車両も追いかけてきて、我々は散り散りに逃走。人々は表参道に歩行者天国ができたのは、我々のせいだと言っていた。」
「不良バイク」と聞くと一般的には恐れを感じるかもしれませんが、舘ひろし氏が関与していると知ると、「恐怖」より「カッコイイ」感じが先行します。
しかしながら、クールス内で岩城滉一氏と舘ひろし氏の間には微妙な距離が生まれ、舘ひろし氏が俳優デビューを達成した後、チームは分裂してしまいます。
その後、それぞれが個々の道を歩んでいた最中、クールスのメンバーの訃報が彼ら二人を再び引き寄せることとなります。
この時、クールスのメンバーはこう語っています。
「その後、私たちは何度も集まった。血で結ばれた仲だから、10年経っても、再会すればすぐに仲間に戻れる。ただし、舘と滉一を一緒に呼ぶことはできなかった。全員が2人の関係に気を使っていたからだ。しかし、2人が集まらなければ、クールスが再結集したとは言えないのだ。」
そして、この仲間の葬儀で2人は再開し、和解を果たします。
亡くなったメンバーも、葬儀に参列したメンバーも喜びを感じたことでしょう。
バイクチームの結成から現在まで、様々な出来事が起こっていたことでしょう。
これらの出来事を総括すると、彼らの歩みはまさに「伝説」と呼ぶに相応しいものであったと言えます。
・バンドとなった「クールス」
・キャロルラストコンサートでのクールスの活躍：ロックンロールバンドとしての出発点
また、キャロルのラストコンサートでクールスメンバーが見せた活躍は、忘れることのできない歴史的瞬間だった。その活躍は、ロックンロールバンドとしてのクールスのデビューへとつながる大きな一歩だった。
その後、クールスは一気に勢いを増し、銀座nowという当時の若者から大人気の舞台にもレギュラー出演が決まるなど、時代の寵児となっていった。
・ ブロマイド写真とクールス関連商品：絶大な人気とそれに伴う波紋
その当時、クールスの人気はすさまじく、ブロマイド写真は常に1位を獲得。クールスの関連商品は売り切れることが当たり前となったほどである。
しかし、一方でクールスは世間から「暴走族」というレッテルを貼られてしまった。「暴走族からの脱皮を遂げたロックンロールバンド」「暴走族バンド」という一面で見られていたのである。
・ 評価の二面性：人気とともに広がる評価のギャップ
クールスのレコードは一瞬で売り切れ、コンサートチケットもすぐに完売となる人気ぶりだった。しかし、その人気の裏では、社会からは冷ややかな視線が送られていた。
・ 舘ひろしの覚悟：クールスの真実とこれからの航海
それにも関わらず、クールスのリーダーである舘ひろしは、「俺たちクールスは暴走族じゃない」という強い思いを持ち続けていた。彼の思いが原動力となり、芸能界という無情な海を航海し続けることができたのだ。
■舘ひろしの時を越えたスタイル：サングラスとスーツの定番とブランドは？
舘ひろしと聞けば、多くの人々がサングラスとスーツのイメージを思い浮かべるでしょう。
これは、彼が多数の刑事ドラマに出演していたことから生じたイメージかもしれません。特に男性は、彼のこうしたスタイルに憧れを抱いていたことでしょう。
・舘ひろしのお気に入りのスーツブランドは「TETE HOMME」
舘ひろしさんが愛用しているスーツのブランドの一つは、「TETE HOMME（テットオム）」という日本のブランドです。
ドラマ「あぶない刑事」で舘ひろしさんが着用していたスーツやネクタイは、このテットオムのものだったそうです。
テットオムと舘ひろしさんとの関係は深く、ブランドの創業者である加藤和孝さんと舘さんは若い頃、一緒に生活していたとのこと。
また、「あぶ刑事」で彼の相棒役を演じていた柴田恭兵さんが愛用していたブランドは「メンズ・ティノラス」と言われています。
実際に、オンラインのフリーマーケットやオークションでは、舘ひろしさんがドラマで着用していた同じスーツが販売されています。
では、彼は常にスーツを着ているのでしょうか？
それを調べると、実は彼がいつもスーツを着ているわけではないことが判明しました。
舘ひろしさんは「ラグビーワールドカップ2019日本大会のPRキャプテン」に就任し、その任務を果たすためにスーツ以外の衣装を着ることもありました。
それにも関わらず、彼がスーツを着ていないときでも、彼の魅力は全く損なわれることはありません。
・舘ひろしのお気に入りのサングラスブランドは？
サングラスについては、彼が刑事役を演じるドラマや映画で着用していますが、日常生活ではあまりかけていないようです。
■時代を超えて魅せる舘ひろし：永遠のかっこよさの秘訣
舘ひろしは、彼が刑事ドラマや映画に出演していた頃から、「いつでもかっこいい」という印象を持たれています。
それはただの若作りではなく、各時代でその年齢に相応しいスタイルと格好良さを保っているからです。
2016年に公開された「さらばあぶない刑事」での舘ひろし、そして2018年の彼の姿を見ても、その格好良さは健在です。
髪型は短髪に変わりましたが、その「渋い・ダンディ」な雰囲気は変わらず、若い時代から現在まで、その魅力は一貫しています。
