“ソラミミスト”安斎肇に死去説?本当は生きている?噂の出所は?今何してる?

「タモリ倶楽部」(テレビ朝日系)での人気コーナー「空耳アワー」にレギュラー出演する”ソラミミスト”としておなじみのイラストレーター、デザイナーとして知られる安斎 肇(あんざい はじめ)さん。

最近見かけなくなったという印象があることから、病気説や死去説、様々な噂が立っています。

しかし、安齋肇さんは死んでいません。

誰ですか、変な噂を流したのは(笑)

 

今回は、安齋肇さんについてデマの出所や過去から現在の近況までを調べました。

病気?死去?安齋肇プロフィール

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生年月日   1953年12月21日(68歳)

出身地    東京都

職業     イラストレーター、アートディレクター、ミュージシャン、ソラミミスト

主な出演番組 タモリ倶楽部

親      安斎知行(父・肖像画家)

親戚     安斎育郎(叔父・立命館大学特命教授/名誉教授)

「タモリ俱楽部」にて”ソラミミスト”として人気のある安齋肇さん。

その面白い言動から、芸人に間違われることも多いようですが、実は高い実績を持つ著名なイラストレーター、アートディレクター。

安齋肇さんは、肖像画家であった父親の影響で幼い頃から絵を描くことに興味を持ったそうで、子ども時代はいつもおもちゃよりも絵を描く道具を欲しがっていたんだとか。

安齋肇さん本人曰く、貶されるとやる気を無くすタイプだが、絵を描くと褒められたため、褒められる場所を選んでいくうちに今のスタイルといいます。

父親の勧めで入った桑沢デザイン研究所を卒業後、麹谷・入江デザイン室、SMSレコードデザイン室を経て、現在はフリーとして活動をされています。

死去説?安齋肇の“ソラミミスト”としての活躍

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安齋肇さんは、『タモリ俱楽部』の名物コーナー「空耳アワー」にて1992年より“ソラミミスト”(進行役)としてレギュラー出演をしています。

この番組出演に対し、「最初は断ろうと思っていた」とインタビューで語っていますが、「レギュラー出演する前に出演交渉に来たディレクターを1時間待たせてしまい、断りにくくなってしまったため出演を続けている」んだそう。

ただ、その後も遅刻により収録時間に間に合わなかったことが複数回あり、その際には安齋肇さん抜きでタモリさん1人で進行するか、その回の収録で出たゲストが同席する対応がなされているよう。

安齋肇に死去説が?遅刻癖が凄い?

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「空耳アワー」では、もはや名物となっているほど遅刻癖が凄い安齋肇さん。

ご本人のWikipediaのページの1項目に『遅刻癖』があることからも、その凄さが伺えます。

収録時間に間に合わないだけではなく、本業である作品制作の納期遅れもひどく、かつて役所相手にデザインの仕事をしていた時、作品制作の遅れが原因で裁判沙汰になりそうになったこともあったんだとか。

収録時間に送れる安齋肇さんを、司会のタモリさんも最初の頃は笑って許していたようですが、ほぼ毎回1~2時間の遅刻が当たり前になってくると、さすがのタモリさんも「ガツンと言ってやらないと」と思ったようで、2002年には「空耳アワー」の内容を急遽変更し、タモリさんが安齋肇さんに公開説教するというイレギュラーな伝説の回がありました。

いつも通り、1時間以上遅れて現場にやってきた安齋肇さんを見るや、タモリさんが「何やってんの!」と一喝。安齋肇さんは最初はニヤニヤしていたものの、タモリさんの説教が本気だと察し「ヤバい」と思ったのか真顔になり、「徹夜してシャワーを浴びようとしたら水しか出ず、お湯を沸かすのに時間がかかった」とかなり無理な言い訳をし、タモリさんも呆れて言葉が出なかったようです。なんと、この日は1曲も紹介せずにコーナーが終了してしまいました。

さすがの安齋肇さんもこの一件で反省したのか、2004年、2006年は一度も遅刻することがなかったといいますが、後に実はスタッフが集合時間を2時間早く伝えていたということが判明しています。

安齋肇さんは、スタッフから伝えられていた集合時間にはしっかり遅刻していたそう。。

なかなか治らない安齋肇さんの遅刻癖ですが、なんと自身の結婚式にも遅刻していったといいます。

安齋肇 死去説はどこから?奥さんは?

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いくらなんでも自分の結婚式に遅刻するというのはひど過ぎると思いますが、奥様はとても寛大な方だったようですね。

お相手は、グラフィックデザイナーでスナップ写真家の安斎香代子さん。

全国で「安斎香代子写真展」も開催したこともある、大変実力のある方です。

現在はどのような活動をされているのでしょうか?

調べてみたところ、実は安齋肇さんの奥様・安斎香代子さんは、2019年11月に亡くなっておられました。。

死因は、がん。

188日間にわたる闘病の末、61歳の若さで世を去ったそうです。

病気説や死去説といった噂の真相は、安齋肇さん自身ではなく、安齋肇さんの奥様のお話だったようですね。

安齋肇さんと妻・香代子さんの夫婦仲は大変良好だったようで、その様子は安齋肇さんの「遅刻癖」エピソードから伺うことが出来ます。

自分の結婚式に遅れてしまうレベルの、とんでもなく遅刻魔な安齋肇さんですが、そんな夫のことを妻・香代子さんは日々優しく見守っていたよう。

安齋肇さんが生放送番組に出演される際にも、自身のTwitterに「大丈夫か?」と投稿をされていたりと、夫を心配し支える優しい奥様だったことが分かります。

公私ともに、夫を支え続けた妻・香代子さん。

東日本大震災での原発事故に見舞われた農家が事業を再開できるよう、資金調達にも尽力したといいます。素晴らしい人柄が偲ばれます。

安齋肇さんはプライベートについてあまり多くは語らないタイプのようで、香代子さんとの間にお子さんがいらっしゃったのかどうかの情報は公表されていないようです。

妻死去後の安齋肇 現在の活動

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最愛の妻に先立たれた安齋肇さん。

現在はどのような活動をされているのでしょうか?

なんと、イラストレーター、デザイナー、ソラミミストの仕事の枠を超えて、俳優としてドラマに出演されることが分かりました!

安齋肇さんは、2022年7月19日から『ZIP!』(日本テレビ系)内で放送される、お笑い芸人・錦鯉の半生を描いたドラマ『泳げ!ニシキゴイ』で錦鯉・長谷川雅紀さんの祖父役に大抜擢。

“懸賞ハガキが趣味の、ちょっとズレている祖父”を演じるんだそう。

出演決定時には「長谷川雅紀さんのお爺ちゃん役というドリームを掴んだ安齋肇です。」と、本人自身も自分が俳優をするなんて意外だと思ってそうなコメントを出されています。(笑)

なぜ死去説が?安齋肇に対する世間の声

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安齋肇さんの死去説の噂が流れたのは、タモリさんが司会を務める『笑っていいとも!』に出演していた占い師の“安齋さん”の死去報道のニュースタイトルから生まれた誤解も一因のようでした。

最愛の妻の死去…安齋肇まとめ

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自身を優しく支えてくれていた最愛の妻を亡くした安齋肇さん。

その悲しみは計り知れないですが、、現在は俳優業という新しいステージに挑戦をされているようです。

安齋肇さんのお父様である肖像画家の安斎知行さんは2022年で101歳。

また、叔父で立命館大学特命教授であり名誉教授でもある安斎育郎さんも82歳になるそうで、安齋家の人々はどうやら長生き家系のようです。

安齋肇さん自身にも、どうか今後末永く健康で、様々な分野での活躍を期待しています!