板東英二が消えたのは脱税・ふしぎ発見が原因? 草野仁への土下座、ケシの花栽培の真相は??

バラエティ番組を中心にテレビで活躍した板東英二さん。

あまり知られていませんが、板東英二さんは元プロ野球選手で、高校時代にはエースとして甲子園で準優勝を果たした有名なピッチャーでした。

そんな板東英二さんが突如テレビから姿を消した理由を掘り下げていきたいと思います!

【板東英二のプロフィール】

本名:板東英二

生年月日:1940年4月5日

身長:170cm

出身地:満洲国東安省虎林県

最終学歴:徳島商業高等学校

プロ通算成績:77勝65敗

所属事務所:吉本興業

【世界ふしぎ発見でブレイク!】

TBSのクイズ番組、『世界ふしぎ発見』で板東英二さんのはブレイクを果たしました。
しかし、番組開始から3か月は準レギュラーとしてスタートしたといいます。
そこから長年にわたって番組に出演してきた彼にとって、ふしぎ発見はまさにライフワークであったと言えるでしょう。

また、板東英二さんはクイズ番組での司会や回答者としても多くの出演経験があります。
ふしぎ発見への出演は、彼がクイズ番組での活動を通じて知名度を上げたことがきっかけとも言われています。

しかし、2012年12月には個人事務所の所得隠しが発覚し、板東英二さんは番組への出演を自粛せざるを得なくなりました。2013年2月27日、番組側は板東英二さんが対応を待ったがなかったという理由で降板することを発表しました。

ただし、板東英二さんは自粛前に収録されたふしぎ発見の一部回は既に収録済みでした。そのため、彼の出演部分は編集でカットされて放送されることとなりました。この編集技術の高さが「神編集」として話題となりましたが、一方で共演者の黒柳徹子さんの発言が少ないことも注目されました。

【板東英二と草野仁の因縁とは⁉】

板東英二さんと草野仁さんはふしぎ発見での共演を通じて長い付き合いがありました。
草野仁さんがふしぎ発見の司会を務めることとなったのも、NHKを退社して間もない頃でした。
そのため、草野仁さんは司会者としての姿勢を板東英二さんにアドバイスを求めたこともあったそうです。
二人は親交を深めるために板東英二さんの自宅を訪れるなど、公私にわたる付き合いもありました。

しかし、板東英二さんの所得隠しにより、二人の親交と信頼関係は崩れてしまいました。
そんな中、2018年9月28日に放送された「今夜解禁!ザ・因縁」で二人は再会しました。
草野仁さんは板東英二さんに宛てた手紙に返事がなかったことを明かしましたが、板東英二さんは草野仁さんの気持ちにまったく応えることなく、自身に非がないと主張しました。
この態度には草野仁さんも呆れ果て、板東英二さんに対して励ましの言葉を投げかけました。

しかし、それによって板東英二さんの心が揺れ動いたのか、彼はついに草野仁さんに土下座して謝罪をしました。
この和解の瞬間は感動的であり、二人の関係修復が実現したのです。

【板東英二はケシの花を栽培していた?】

覚せい剤や大麻といった薬物は芸能界でも追放される原因となるものです。
そんな中、板東英二さんがアヘンの原料となるケシの花を栽培している、という噂が警察の介入につながったことがありました。

この噂は、スポーツ新聞に掲載された写真が原因で浮上しました。
板東英二さんが「完封したエースの休日」という記事のために妻の実家の庭で写真撮影をした際、ケシの花が写り込んでしまったのです。
これがきっかけで警察が板東英二さんの自宅に踏み込んできたとされています。

しかし、板東英二さんがケシの花を故意に栽培していたわけではありません。
実際には、風に運ばれてきた種が育ち、花を咲かせてしまっただけだったのです。
妻の実家では、ケシの花とは知らずに花を育てていたということです。
幸いなことに、板東英二さんは故意ではないことが明らかになり、罪に問われることはありませんでした。警察もケシの花を抜いて帰ったといいます。

【板東英二の脱税と活動自粛】

2012年12月の所得隠しによりテレビ出演を自粛した板東英二さんですが、その額は7年間で7500万円にも上ります。
彼の代名詞であるゆでたまごで換算すると、375万個分の申告漏れという驚きの数値です。

約1年後の2013年11月、板東英二さんは謝罪会見を開きましたが、驚きの言い訳をしました。
「税に無知だった」と主張しつつ、なんと突如として植毛をカミングアウトし、植毛を経費と思っていたと発言したのです。
この会見は「植毛謝罪会見」として今も語り継がれるでしょう。

その後、板東英二さんは芸能活動を再開しましたが、以前に比べて民放キー局への出演は少なくなりました。
しかし、2018年4月時点で彼は地方ローカル番組2本とラジオ6本のレギュラーを務めるなど、忙しい日々を送っていました。
さらに、2018年の全国高校野球選手権大会の「レジェンド始球式」にも参加しました。

なお、活動再開後、板東英二さんは所属事務所を閉鎖し、フリーでの活動をしていましたが、明石家さんまさんが2014年に吉本興業への所属を勧めたこともありました。
これらの背景から考えると、彼は一定の活動を続けていたと言えるでしょう。

【現在は認知症に苦しむ日々?】

脱税騒動から8年が経ち、板東英二さんのテレビ出演は徐々に増えつつありました。
しかし、彼が番組に出演するたびに「放送事故」のような状態になり、話題を集めています。

2019年6月に放送された「有吉反省会」では、板東英二さんが野球選手の名前を全く言えず、初期の認知症の症状ではないかと心配されました。
大谷翔平さんの名前すら出てこなかったといいます。

野球選手として活躍し、引退後は野球解説者としても活動していた板東英二さんが、野球に対する思いを失ったのか、あるいは本当に認知症が進行しているのか、その理由ははっきりしません。

さらに、「水曜日のダウンタウン」のドッキリ企画でも、素人の仕掛け人に対して暴力を振るったとの噂があります。ただし、この事実は確認されていません。

また、2018年には最愛の妻を亡くされており、これも認知症の原因とされることもあり、噂はさらに広まっています。

2020年3月には、板東英二さんがラジオ番組を全て終了したと報じられました。
さらに10月には自宅を引き払い、その後の消息は不明とされています。

マネージャーによると、板東英二さんの状態はそれほど悪くはなく、認知症を否定しています。
ただし、2023年に83歳となる彼にとって、ラジオ番組の降板は隠居に向けた動きだとも言われています。

 

【まとめ】

・板東英二と草野仁は、板東英二の脱税が原因で絶縁⇒その後、番組の企画で板東英二が土下座謝罪をし復縁
・板東英二の実家でケシの花が自生していたため、警察が踏み込む事件があったが、お咎めなし
・板東英二がテレビから消えたのは脱税を受けての活動自粛が主因
・その後、活動を再開するも、認知症と思われる症状から徐々に表舞台から消える
・現在も存命