「とくダネ!」「ゴゴスマ」「大竹まことゴールデンラジオ」などでコメンテーターとして活躍してきた、コラムニストの深澤真紀(ふかさわ まき)さん。
名前を知らないという方でも「草食系男子」「肉食系女子」という言葉は聞いたことがあるのではないでしょうか?この言葉の生みの親が深澤真紀さんです。
時事ネタに鋭い独特の観点からコメントをする深澤真紀さんは視聴者からも好評のようです。
しかし、どうやらコメントの内容のほかにも深澤真紀さんの髪型が注目を集めているようで…。
髪型に少し違和感がある理由は、ウィッグを着用しているからなのだそう。その理由は病気とのこと。
髪が抜ける病気というと「がん」の治療のため…など様々な憶測が出来ますが、果たしてどういった病気なのでしょう?
もくじ
病気でウィッグを被っている?深澤真紀プロフィール
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生年月日 1967年3月10日(55歳)
出身地 東京都
出身校 早稲田大学第二文学部社会専修
職業 コラムニスト、編集者、コメンテーター
代表作 『草食男子世代―平成男子図鑑』
受賞 流行語大賞トップテン(2009年)
大学在学中に日本初の”女子学生による、女子学生のための就職情報誌”である「私たちの就職手帖」の副編集長を務め、卒業後はいくつかの出版社で編集者として活躍。
1998年に企画会社タクト・プランニングを設立。現在は、獨協大学経済学部特任教授、書籍・雑誌・ウェブのプロデュースや、評論家の斎藤美奈子さんのマネジメント、また若者・男性・女性・食・旅などに関する執筆や講演を行っている深澤真紀さん。
2006年日経ビジネスオンラインで「草食男子」・「肉食女子」を命名し、2009年流行語大賞トップテンを受賞されています。
『草食男子』の生みの親・深澤真紀は何の病気?
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テレビの露出では情報番組「とくダネ!」「ゴゴスマ」に出演されている深澤真紀さん。
俯瞰したコメントが好評ですが、髪型にも注目が集まっているのだとか。
最初に深澤真紀さんが違和感を覚えたのは2011年の春ごろ。
出演していた「とくダネ!」の収録中、取材ビデオをスタジオで見ているとき、画面の端に深澤真紀さんが映ったワイプで自身を見たときに「あれ…私の頭頂部、三角形に光ってる?」と思ったそう。
番組が終わって楽屋に戻り、鏡で見てみると頭頂部が一辺2cmほどの三角形にハゲていたといいます。
自身を“女オンチ”と自称する深澤真紀さんは、普段から鏡を見る習慣がなく、髪はいつもささっと梳かすだけ。すっぴんでメイクもしないことから気が付かなかったのだそう。
さぞかしショックを受けたのでは…と思いきや、深澤真紀さんは20代の頃にも後頭部に500円玉大のハゲが3つほど出来たことがあったそうで、「また禿げたか」と慣れた思いでさして気にしていなかったそう。
翌週の番組出演時に、メイクさんに「頭頂部が禿げているがどうしたらいいか?」と相談すると、白髪隠し用の茶色のファンデーションを頭皮に塗って綺麗に隠してくれたとのこと。
この頃は、病気とも疑わず、プライベートでは幅広のカチューシャで頭頂部を隠し、気にしていなかったそうです…。
深澤真紀の病気が判明!原因はアレルギーでハゲが増殖!?
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しかし、最初は頭頂部に1カ所だけだったハゲはその後どんどん増えていき、旦那さんに数えてみてもらうと5カ所にも増えていたそう。
皮膚科に行って診てもらうと…
多発型の円形脱毛症と診断されたそう。
円形脱毛症は昔はストレスが原因とされていたのですが、最近では、自分の髪を“敵”だと誤解して脱毛してしまう自己免疫疾患だといわれています。
深澤真紀さんは、生まれつきかなり酷いアトピーと、目や鼻や喉などのアレルギーを持っていたことから症状が発症してしまったようです。
症状がひどい場合には頭だけではなく全身の毛が抜けることもあるという円形脱毛症。対処療法はあるものの根本的な治療法はないといいます。
深澤真紀さんの場合も、最初にハゲを発見してから3か月でメイクさんが施してくれる茶色いファンデーションや幅広のカチューシャでは隠し切れないほどにハゲが広がってしまったといいます。
アレルギーの病気で円形脱毛症に…深澤真紀がとった驚きの行動!?
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元々、ものすごく髪の毛が細い上に猫っ毛でまとまらずによくはねる髪の毛を邪魔だと思っていた深澤真紀さん。
特にこだわりもなく、近所にあるカット1500円の格安美容室で「さっぱりしてください」と適当なショートボブにしてもらっていたそうで、前々から「丸坊主にしたい」という欲望を持っていたんだとか。
円形脱毛症になったことで、髪の毛のもろもろの悩みも丸刈りにしてしまえば解決!ということで、旦那さんに頼んで自宅のお風呂場で和気あいあいと電気バリカンで頭を丸めてもらったのだそう。
「髪は女の命」と言われることもありますが、深澤真紀さんには一切その発想はなかったようですね。(笑)
丸刈り後の感想は、シャンプーも要らず、石鹸で顔と一緒に洗うだけで“すごくすっきりして、とてもいい”と述べています。
病気をきっかけに丸刈りにした深澤真紀はその後…
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番組出演のために、かつらを買おうとネットで調べたという深澤真紀さん。
しかし、普通のかつらは値段が高すぎたようで…ギャル用ウィッグショップが安いと分かり、1万6千円のショートのウィッグを購入したのだそう。
少し違和感があるのはギャル向けの安価なウィッグだからなのでしょうか?
旦那さんからは「もっといいかつらにしたら?」とも言われたようですが、「週に1回しか使わないから充分」なのだそう。
プライベートでは「インナーウィッグ」と呼ばれる“半分だけのかつら”を使用し、上から帽子を被っているといいます。
帽子やかつらを被ればいいだけで、髪型も崩れず考えなくてもいい生活は“女オンチ”の深澤真紀さんにとっては結構楽だと言っています。
深澤真紀さんがかなりユニークな方で自然体で生きていることが分かるエピソードですね。
そんな深澤真紀さんだからこそ、時代に溶け込む「草食男子」という言葉を生み出せたのかもしれません。
しかし、現在使われている「草食男子」という言葉は、当初深澤真紀さんが意図した意味ではなくなっているのだそう。
病気でもポジティブな深澤真紀が「草食男子」流行に反省?本当の意味は…
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「草食男子」とWEBで調べると
“草食系とは、人間のタイプを表す造語。一般的な草食動物としてイメージされている事柄が性格や行動様式に当てはまっていると思われている人々を指して用いられる。”
とヒットします。
「女性に無縁で無気力な若い男性」という意味で使われていることが多い「草食男子」という言葉ですが、実は1番最初に深澤真紀さんが世に出した「草食男子」は違う意味だったといいます。
深澤真紀さんは当初、「草食男子」とは、「恋愛やセックスに「縁がない」わけではないのに「積極的」ではない、「肉」欲に淡々としている」「彼らは、異性の友人はおろか、異性の親友もいて、大事な存在。女子というものが、恋愛やセックスの対象だけではないことを知っている」と今とは真逆の意味で書いたそう。
深澤真紀さんの意図と真逆の意味を持って流行してしまった理由は、マスコミや広告代理店が車が売れない理由を「草食男子が物を買わないからだ」と取り上げたことなどが原因だといいます。結果として、ていのいい若者や男性叩きの言葉を広めてしまったと深澤真紀さんは反省していると語っているそう。。
病気だった?深澤真紀に対する世間の声
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元々「身体が弱い」と公言している深澤真紀さんに対して、同年代からの共感の声が多く見られました。
「草食男子」の生みの親・深澤真紀 病気のために丸刈りで”かつら”生活…何の病気?坊主頭に驚きの感想!? まとめ
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アレルギーによって円形脱毛症となってしまった深澤真紀さん。
ご自身で「女オンチ」と自称されてはいますが、男女問わず、髪が抜け落ちるというのはショックを受けるのではないか…と思いきや、「楽」という考え方は驚きですね。
人とは少し違う視点だからこそ、人々に刺さるコメントや言葉が出てくるのかもしれません。
また、「草食男子」のような時代を象徴するようなワードを創り出してくれるかもしれませんね。
今後のご活躍も楽しみです!