加藤剛の死因は胆のうがん。息子たち(夏原諒&加藤頼)と妻(伊藤牧子)との絆とは?

2022年11月13日現在、大岡越前の役を演じるのは東山紀之さんです。

しかし、大岡越前と聞けば、多くの人々の心に浮かぶのは加藤剛(かとう ごう)さんの姿でしょう。

昭和の名優であった彼は、2018年6月18日にこの世を去りました。

ここでは、加藤さんの人生、家族との絆、そして死因と晩年の様子について詳述します。

 

加藤剛のプロフィール

出身地:静岡県御前崎市

生年月日:1938年02月04日

没年月日:2018年06月18日

年齢:享年80歳

身長:173cm

血液型:A型

略歴
俳優座養成所に入所し、1962年、ドラマ『人間の条件』でデビュー。『大岡越前』の主人公は長年の当たり役になったほか、容姿端麗な演技派俳優として、映画『沈まぬ太陽』、ドラマ『坂の上の雲』『密命 寒月霞斬』ほか多数に出演している。

 

加藤剛といえば、その存在は大岡越前そのもの

芸術選奨文部大臣賞、紫綬褒章、旭日小綬章など、数々の権威ある賞を受けた加藤剛さん。
昭和を象徴する俳優として、彼の名を挙げる人は多いでしょう。
そして、彼の名を思い浮かべると共に思い出されるのが「大岡越前」の役です。

「水戸黄門」と並ぶTBSの看板番組、「大岡越前」。水戸光圀役は何度も変わりましたが、「大岡越前」は約30年間、加藤剛さんが一貫して演じ続けました。
2013年に「大岡越前」が復活してからは、少年隊の東山紀之さんが大岡越前を演じています。

しかし、「大岡越前」といえば、やはり加藤剛さんの名が外せません。

2017年に放送された「大岡越前スペシャル 白洲に咲いた真実」では、加藤剛さんも出演。
新旧の大岡越前が揃って登場し、大きな話題となりました。

また、丹波哲郎さん主演の「砂の器」という映画では、重要な役を演じて評価を得ました。

 

加藤剛のパートナーは誰?息子たちは役者の道を選んだ?

・妻は声優・女優の伊藤牧子さん

加藤剛さんのパートナーは伊藤牧子さん。

彼女も女優・声優として活躍し、加藤剛さんとは大学生の頃から交流があったと言われています。

伊藤牧子さんの代表作は「ひょっこりひょうたん島」のダンプ役。
「ひょっこりひょうたん島」は15分間の番組でしたが、視聴率は37.5%と驚異的な数字を記録しました。

その後も伊藤牧子さんは多くの作品で声優として活躍し、1971年には紀伊國屋演劇賞個人賞を受賞しました。
しかし、1972年以降は目立った活動は見られません。
加藤剛さんと伊藤牧子さんが結婚した時期は公にはされていませんが、この頃に結婚したと推測されます。

・長男は俳優の「夏原諒」

加藤剛さんには二人の息子がおり、共に役者の道を選んでいます。

長男の名前は加藤大治郎。
「夏原諒」という芸名で活動
しています。

夏原諒さんは音大卒業後、アルトサックス奏者として活動していましたが、2003年から俳優に転身。多くのドラマや舞台、バラエティー番組に出演しています。

・次男は俳優の「加藤頼」

次男名前は加藤小次郎
「加藤頼」という芸名で活動しており、「大岡越前」に片瀬堅太郎役でレギュラー出演しています。親子二代にわたって「大岡越前」に出演するとは、何とも縁深いことでしょう。

 

晩年の加藤剛、病魔(胆のうがん)により体調を崩す

2018年6月、加藤さんが亡くなったという報道がされました。

葬儀は家族だけで行われたとのことです。死因は「胆のうがん」と公にされました。

晩年はかなり体重が減り、その様子に心配の声が上がっていました。
その一見異常とも思える体調の変化に、加藤剛さんが病気ではないかとの噂が立ちました。

以前の加藤剛さんは大岡越前の堂々とした風格を演じるのにふさわしい体格を持っていました。

しかし、晩年の加藤剛さんはかなり体調を崩し、その変化は明らかでした。
その痩せた姿の原因として、胆のうがんが直接的な要因と考えられます。

また、若い頃の加藤剛さんは30キロのジョギングをしたり、トレーニングをしたりと、体を鍛えることに努めていました。
体力的な問題でトレーニングができなくなったことが、体型の変化に影響を与えたのかもしれません。

日本の芸能界に多大な影響を与えた加藤剛さん。

2018年に亡くなりましたが、その功績は決して忘れられることはありません。