吉川晃司の親友は尾崎豊と岡村靖幸! 布袋寅泰との ケンカと現在の関係は? B型で性格はお天気屋??

吉川晃司さんは近年、シルバーヘアでますます渋さを増し、歌手としても俳優としても格好良さが際立っています。

若かりし頃、吉川晃司さんは同じ1965年生まれの尾崎豊さんや岡村靖幸さんと毎晩のように飲み明かし、大親友となっていました。

この友情が縁で、吉川晃司さんは布袋寅泰さんとのユニット「COMPLEX」を結成しましたが、残念ながらケンカ別れしてしまったのです。

ここでは、吉川晃司さんの交友関係と彼の性格について詳しくお伝えしましょう。

■吉川晃司のプロフィール

本名:吉川晃司
生年月日:1965年(昭和40年)8月18日
身長:182cm
出身地:広島県安芸郡府中町
最終学歴:修道高等学校中退
所属事務所:株式会社アクセルミュージックエンターテイメント

■吉川晃司、尾崎豊、岡村靖幸との絆

吉川晃司さん、尾崎豊さん、岡村靖幸さんは、1965年に生まれた同い年のアーティストたちです。

最初に親交を深めたのは、吉川晃司さんと尾崎豊さんでした。彼らはデビュー当時からの友人であり、互いに自分自身を見失わないように助け合っていました。お互いを思いやりながら、「気をつけようぜ」と声をかけ合っていたと言います。

その後、岡村靖幸さんが吉川晃司さんに楽曲提供をしたことをきっかけに、3人は親友となりました。岡村靖幸さんの楽曲「奪われたWink」は、まだ彼がシンガーとしてデビューする前に制作されたものでした。

3人はすぐに打ち解け、タメ口で話し合う関係になりました。彼らはみなB型の性格を持っており、「我が強いな」と互いに感じていました。

彼らがよく通っていたのは、西麻布にあるバー「RED SHOES」でした。当時は携帯電話やポケベルが一般的ではなかったため、連絡は自宅の電話や留守番電話で行っていました。六本木にある「WAVE」というレコード屋の併設カフェ「レイン・ツリー」で待ち合わせし、六本木の街で遊んでいたそうです。「RED SHOES」は、ローリング・ストーンズやデヴィッド・ボウイなどのアーティストが立ち寄るイカしたバーとして有名でした。なお、尾崎豊さんのレパートリーには「RED SHOES STORY」という曲があります。

3人は次に行く店をじゃんけんで決めることにしていました。吉川さんが勝てば思い切り飲める店、岡村さんが勝てば踊れる店、尾崎さんが勝てば女の子がいる店に行く予定でした。しかし、実際には尾崎さんが勝っても女の子の店には行かず、結局は3人で飲み明かすことが多かったそうです。ロックスター3人だけにモテそうなものですが、彼らがぐでんぐでんに酔っていたため、女の子は近づいてきませんでした。

しかし、歳を重ねるにつれて、吉川さんが事務所を移籍したり、尾崎さんが家庭を持ったり、岡村さんが他のアーティストのプロデュースなどで忙しくなると、3人で集まる機会が減っていきました。最後に3人が集まったのは、25歳の頃だったと岡村靖幸さんが後に語っています。

そして、1992年に尾崎豊さんが26歳で亡くなりました。吉川さんには告別式の当日、尾崎さんからのメッセージがありました。「尾崎をカリスマとしてだけでなく、人間としても尊敬してほしい。どんなに無様でももっと生きて、歌ってほしかった」という言葉でした。

その後、吉川さんと岡村さんは2人で遊んだり旅行したりすることもありましたが、3人の絶妙なバランスとは異なる関係でした。ケンカになることもあったのです。

■布袋寅泰とケンカ別れ! COMPLEX時代の真相は?

1988年から1990年まで、吉川晃司さんと布袋寅泰さんはCOMPLEXというユニットを結成し、活動していました。この出会いはギタリストの鈴木賢司さんの紹介によるものでした。

吉川晃司さんが事務所を移籍し、布袋寅泰さんがBOØWYを解散したタイミングが重なり、2人は飲み屋で「一緒に何かやろう」と話し合い、COMPLEXを結成しました。1989年にはシングル「BE MY BABY」をリリースし、オリコンで1位を獲得しました。

2人のロックスターによるスペシャルユニットには大きな注目が集まりました。しかし、結成から2年後の1990年、東京ドームでのライブを最後に無期限の活動休止を発表しました。その理由は、2人が意見の食い違いから大喧嘩をし、不仲になったためだと言われています。

具体的なケンカの理由は、COMPLEXの音楽性における違いでした。布袋さんはデジタルとの融合を意識した音作りで、海外でも通用する音楽を作りたいと考えていました。一方、吉川さんは生バンドの音を前面に出したアナログなサウンドを求めていました。実際、結成当初からこの違いは存在していたのです。

活動を続けるうちに、その溝は深まり、最終的には殴り合いのケンカにまで発展しました。その後、彼らは不仲とされ続け、実際に共演することはありませんでした。

しかし、活動休止から21年が経った2011年には、東日本大震災のチャリティーライブで1日限りの復活を果たしました。このチャリティーライブの成果として、6億5000万円以上の募金が集められたことが報告されました。

現在では、吉川さんと布袋さんはご近所さんとしての関係を築いており、時折一緒に飲んだりしていることを2022年のテレビ番組で吉川さんが明かしました。COMPLEXを結成する前は、一緒にハワイ旅行に行ったりする仲だったそうです。

友情と仕事の関係では、相性の良し悪しは避けられませんね。

■伝説のCOMPLEXの一夜限りの復活!

2011年7月、吉川晃司と布袋寅泰による伝説的なユニット、COMPLEXが約21年ぶりに復活しました。

これは、同年3月11日に起きた東日本大震災の復興チャリティーライブでした。

被災地への支援はもちろん、それ以外の人々がもっと元気になって日本を支えていくため、いまこそ力になれると信じた2人の決断によって急遽実現する今回のライヴ。

公演のタイトルは書家の紫舟が3月20日に自身のサイトで発表した作品〈日本一心〉となっており、〈“多くの人たちが心を一つにすること”ができれば、きっと日本は成し遂げられる〉という思いが込められているとのこと。

また、ライブに先立ち、吉川と布袋は自身のサイトやブログで以下のようにコメントしました。

「彼がギターを弾き、俺が歌う。ただそれだけのこと。されどそれだけのこと。賛同を得られるならば、同志の皆さん 東京ドームで逢おう!」(吉川晃司)。

「二人の突然の決断を受け入れ、全面的な協力を約束してくれた関係者の皆さんに心から感謝します。今度のコンプレックスは二人じゃない! 我々と心を一つにして、このコンサートに参加してくれる皆さん全員がバンドのメンバーです。どうか皆さん、是非御協力ください!」(布袋寅泰)。

なお、ライヴの収益はすべて震災の復興/復旧のために寄付されました。

■吉川晃司性格は? B型気質で気まぐれ屋?

吉川晃司さんはB型であり、その性格は分かりやすいB型気質となようです。

彼は好奇心が旺盛であり、本能に従うタイプです。
また、気分がコロコロと変わる一面も持っています。

このような特性から、彼はまさにロックスターのような存在と言えるでしょう。

ただ、こういった性格の人は周りの人間を振り回しがちで、常にトラブルの元ともなってしまいます。

ロックスターに問題やスキャンダルが多いのも、こういった気質が原因なのかもしれません…

これからも、吉川晃司さんがいつまでもかっこいい姿で歌手活動や俳優活動を続けてくれることを願っています。