内田裕也さん、本名内田雄也、はその生き方でロックンローラーの魂を体現していました。
ハゲワシに似た風貌とユーモラスな性格で、その特徴はCMでも活用されました。
彼が使用していた杖や口癖は、彼の個性を強く反映していました。
さらに、内田裕也さんと刺青についての話題もあります。それでは、詳しく見ていきましょう。
内田裕也のプロフィール
- 本名：内田雄也
- 生年月日：1939年11月17日
- 死亡年月日：2019年3月17日
- 身長：174cm
- 出身地：兵庫県西宮市
- 最終学歴：日本大学法学部中退
内田裕也とハゲワシとU.F.O
ロック歌手であり俳優でもあった内田裕也さんは、ハゲワシに似ていると言われています。
特に髪型と髪の色が一致していますが、鼻から口にかけての部分も似ています。
それが功を奏し、2018年、内田裕也が出演する「日清焼そばＵ．Ｆ．Ｏ．」の新ＣＭ「ファッションモンスター編」がスタートした。
きゃりーぱみゅぱみゅ（２５）の楽曲「ファッションモンスター」を、超本気で踊るというインパクト大の内容。
オファーを受けた理由に、内田は「ロックを突き詰めて人生を突っ走ってきて、いろいろやり尽くしたところに、ポップスの仕事が来た。これこそ、次の新しいロックだ！ ロックとポップスの融合だと思ったね。喜んで受けたよ」と説明。
「撮影セットからスタッフまで、ロックなメンバーで楽しかった。
思った通り、きゃりーぱみゅぱみゅの曲はロックだった。新境地だったね」とご満悦だった。
ＣＭでは、インターネット上で「激似」と話題のエジプトハゲワシとの共演も実現。「ロックなヤツらだったな。確かに似てると思った」と笑った。
内田さんは、このような仕事のオファーを楽しんで受け入れることができました。これは、彼がユーモラスな人物であったことを示しています。
内田裕也の愛用していた杖
内田裕也さんは、70代になると体調が優れなくなり、杖が必要になりました。
彼が使用していた杖は、スタイリッシュな黒檀のT字型のものでした。
この杖を作ったのは、京都市中京区にある「つえ屋」の坂野寛さんです。
この店は非常に繁盛しており、年商は1億8000万円にも上ります。
因みに内田さんの杖の価格ですが、「つえ屋」のホームページで確認する限り、20万円前後のものと考えられます。
ただ、このお店の杖には150万円を超える商品も多くあり、それと同じ素材で特注した可能性もあります。
その場合、杖の価格は200万円を超えるかもしれません。
内田さんはこの杖を非常に気に入っており、映画でも使用していました。
はこの杖を「ロックンロール・ウェポン（武器）」と呼んでいました。
これは、杖が急所に当たれば致命的な威力を持つからです。
内田さんの死後、彼のお別れ会「内田裕也Rock’n Roll葬」が2019年4月3日に東京青山葬儀場で開かれました。
その祭壇には、彼が愛用していた杖が遺影と一緒に飾られていました。
内田裕也の口癖「ロッケンロール」の由来
内田裕也さんがよく口にしていた「ロッケンロール」という言葉は、ビートルズのジョン・レノンさんへの追悼の意味が込められていました。
内田さんは1959年から音楽活動を始め、ビートルズが日本公演を行った際には前座を務めました。その後、ジョン・レノンさんと親交を深め、彼が1980年に銃弾によって命を奪われたことを深く悼んでいました。
そのため、内田さんが「ロッケンロール」という言葉を口癖のように言っていたのは、ジョン・レノンさんへの追悼の気持ちと、ロックンロールへの敬愛の気持ちが込められていたからです。
内田裕也と刺青の噂
内田裕也さんには「刺青」の噂がありました。
彼のイメージからすると、刺青を入れていても驚く人は少ないでしょう。
しかし、実際には内田さんは刺青を入れていませんでした。
内田さんが出演した映画の中には、刺青に関連するものがいくつかあります。
例えば、1979年の三菱銀行人質事件を基にした映画「TATOO<刺青>あり」や、2003年公開の映画「赤目四十八滝心中未遂」などです。
また、2013年にはロシアの女性デュオt.A.T.u.と一緒に仕事をしたこともあります。
これは、チョコレートバー「スニッカーズ」のCMで、新旧のCMキャラクターとしてイベントに出演しました。
以上、内田裕也さんの生涯について詳しく見てきました。彼の生涯は、多くの困難と挑戦に満ちていましたが、彼は常に前向きに生きていました。彼の生涯は、私たちに多くの教訓を残しています。
