2022年にM-1グランプリの審査員として注目を集めた山田邦子さんは、2023年現在再び脚光を浴び再ブレイクしています。
彼女は80年代から90年代にかけてテレビで大活躍し、多くの冠番組を持つだけでなく、好感度No.1タレントの座を長きにわたり保持していました。
しかし、ある時期を境に突然姿を消してしまいました。
一般的には不倫が干された原因とされていますが、実際のところはどうだったのでしょうか。
長く芸能界で活躍してきた山田邦子さんが明かす、彼女が嫌いな芸人たちの存在も明らかになっていますので、それも併せて紹介します。
もくじ
【山田邦子のプロフィール】
愛称:邦ちゃん
本名:後藤邦子
生年月日:1960年(昭和35年)6月13日
身長:168cm
出身地:東京都荒川区
最終学歴:川村短期大学家政科卒業
所属事務所:アスリート・マーケティング
【山田邦子が干された理由は!?】
80年代から90年代にかけてお茶の間を席巻した山田邦子さん。
彼女はレギュラー番組14本を抱え、唯一の女性ピン芸人として「天下を取った」とも言われるほどの人気を誇っていました。
しかし、彼女が一時的にテレビから姿を消したのは何故でしょうか。
山田邦子さんが消えた原因やテレビ界で干された理由を探ってみましょう。
・冠番組終了と人気の反動によるバッシング
絶大な人気を誇っていた山田邦子さんですが、ある時期を境に突然バッシングの対象となってしまいました。
1989年にスタートした冠番組「邦チャンのやまだかつてないテレビ」は高視聴率を誇る番組でしたが、1992年に山田さん自身の申し出で終了することになりました。
終了の理由としては、番組を続けるうちにプロデューサーとの方向性の違いが浮き彫りになったことが挙げられます。
プロデューサーが共演者を次々と入れ替える方針を取り始めたため、山田さんは共演者たちが不快な思いをすることに我慢できなくなったのです。
この行動は共演者への思いやりに溢れた勇敢な行為とも言えますが、実際には人気番組が次々と終了し始め、山田さんの人気も下降の一途をたどる結果となりました。
1995年にはNHK大河ドラマ『八代将軍吉宗』に出演しましたが、視聴者からの評価は芳しくありませんでした。
同時期に放送開始された昼の帯番組も低視聴率に苦しむようになり、山田さんの人気に陰りが見え始めました。
人気が下降すると、週刊誌やワイドショーからのバッシングが相次ぎました。
・不倫騒動とリポーターへの暴言
山田邦子さんは人気の低下が始まっていた時期に、不倫報道で干される一因となりました。
1995年、写真週刊誌『FOCUS』に妻子持ちの男性との不倫報道が掲載されたのです。
この報道により、彼女のイメージが裏切られたと感じる人々が多くいました。
不倫が明るみに出たことで報道陣から追い回されるようになり、山田邦子さんはかなりのストレスを抱えることになりました。
そのストレスがピークに達したある日、芸能レポーターの井上公造さんに対して暴言を吐いてしまったのです。
この罵倒シーンはワイドショーなどで大々的に取り上げられました。
この一件により、彼女の明るく楽しいイメージは一瞬にして崩れ去りました。
当然のことながら世間からの支持は急落し、1988年から8年連続で「好きなタレントNo1」に選ばれていた人気も下降線を辿ることになりました。
ちなみに、この時の不倫相手は制作プロダクション・ゴッズダイナミックワールドの社長である後藤史郎さんです。
現在の山田邦子さんの夫となっています。
二人は不倫愛を実らせ、2000年に結婚しましたが、不倫略奪婚にも関わらず芸能界から招待客を招いて堂々と挙式を行ったことも世間の批判を浴びる結果となりました。
最近でも不倫発覚で表舞台から消えた芸能人は多いですが、山田邦子さんもかつてはそのような状況に置かれていたのですね。
・態度が悪く業界内で反感を買った
山田さんがテレビから姿を消した理由としては、彼女のわがままな態度が業界内で不評だったという見方もあります。
山田邦子さんは人気絶頂の頃、「女帝」としてテレビ業界を席巻しました。
しかし、その性格が悪いと評され、業界ではバッシングの対象となっていたそうです。
彼女が困難に直面した際に、業界内からのサポートを受けることはなく、孤立していったと言われています。
所属事務所でさえも、「山田さんのマネジメントに情熱を持てなくなった」と言われています。
好感度No.1タレントの裏の顔は、ファンがガッカリするものであったようです…
しかし、最近の山田邦子さんはかつての評判とは異なり、物腰が柔らかいと評されています。
かつて自業自得で干された過去を反省し、気持ちを改めたのかもしれません。
【山田邦子の2023年現在】
2022年末にM-1グランプリの審査員として注目を浴びた山田邦子さんは、2023年現在も芸人としての活動を続けながら、長唄三味線の講師としても活躍しています。
一時期、テレビで彼女の姿を見かけなくなった時期がありましたが、2022年12月にM-1グランプリの審査員として登場し、それをきっかけに山田邦子さんの特番が放送されるなど再び注目を浴びるようになりました。
2023年に入ってからも、「中居正広の金曜日のスマイルたちへ」「ありえへん∞世界」「林修のニッポンドリル」などの番組に出演しています。
その結果、山田邦子さんは若い世代にも広く知られる存在となり、再ブレイクの兆しも見えてきました。
また、山田邦子さん自身が最近の活動について詳しく明かしたのは、宮迫博之さんのYouTubeチャンネルでのゲスト出演時です。
自身のYouTubeチャンネルでも三味線の演奏を披露するなど、普及活動にも積極的に取り組んでいます。
山田邦子さんの三味線の講師としての人気は高く、彼女が講師を務めるレッスンは常に定員に達するほどの人気です。
2023年現在、山田邦子さんは芸人としての再ブレイクを果たしながら、三味線の講師として充実した日々を送っているようです。
【山田邦子が暴露した嫌いな芸人とは⁉】
山田邦子さんが2020年の週刊誌の取材で、「嫌いな3芸人」の実名を明かしたことがあります。
気になるその芸人たちの名前は一体何でしょうか。
・横山やすし
1人目は横山やすしさんです。
彼女の話によると、山田さんが人気絶頂の頃に起きた出来事です。
大阪の番組のメイク室にいた山田さんの前に突然横山さんが現れ、次のような暴言を吐いたそうです。
「ぶっ殺したるわ、お前なんか!」
横山さんとしては、山田さんが大阪のテレビ界に進出してきたことに対して不快感を抱いたのでしょう。
・田代まさし
次に嫌いな芸人として名前が挙がったのは田代まさしさんです。
田代さんは過去に何度も麻薬関連で逮捕されたことがあります。
彼らはかつて同じ番組のメンバーとして一緒に仕事をした仲でした。
山田さんはかつての仕事仲間として、田代さんの復帰を応援したい気持ちもあったようですが、彼が同じ過ちを繰り返す姿を見て、信頼と期待が裏切られたと感じたようです。
このような経緯から、山田さんが田代さんを嫌いな芸人として挙げたのは納得のいく理由でしょう。
・有吉弘行
最後は元所属事務所である太田プロの後輩芸人、有吉弘行さんです。
山田さんによれば、事務所を辞める際に有吉さんが「根性なし」と発言してきたとのことです。
この言葉に山田さんは怒りを覚え、「そんなことをお前に言われる筋合いはないんだよ!」と反論したそうです。
後輩からそんなことを言われると、確かに腹が立って嫌いになってしまうかもしれませんね。
横山さんや有吉さんについては双方の言い分があるかもしれませんが、山田さんの立場になって考えると、彼女の気持ちも理解できる部分があるのではないでしょうか。