我修院達也さんという、一風変わった俳優についての不思議な事件について、知らない若者が多いかもしれません。
実際、約30年前に、彼は失踪事件と記憶喪失で、その時代のメディアを騒がせました。
彼が引き起こした事件の真実はまだ明らかになっていませんが、今回、我修院達也さんの事件について調査してみました。
我修院達也のプロフィール
- 本名:菅野彰之介(すがのあきのすけ)
- 初期の芸名:若人あきら
- 所属事務所:我修院事務所
- 生年月日:1950年12月10日
- 出身地:東京都渋谷区広尾
- 血液型:B型
- 身長:163センチ
- 体重:48キロ
- 活動内容:歌手、俳優、声優、など
- 家族構成:妻、息子
我修院達也の記憶喪失の真実
記憶を失ったが、その時点で何かを見つけていた我修院達也さん(当時は若人あきらさん)。
「自分自身が何を知らないのか、それすらわからない」と、行方不明になった時の状況をメディアに尋ねられた我修院達也さん(当時は若人あきらさん)が答えた名言です。
防波堤で釣りをしていた我修院さんは突然姿を消し、3日後に発見されました。
そして、発見後に記憶喪失となり、世間を騒がせました。
当時、我修院さんは警察の事情聴取で「海に落ちた」「目をガムテープで覆われた」と証言していました。
しかし、調査しても衣服からは海水反応は出ず、ガムテープを貼られた形跡や体を縛られた痕跡もありませんでした。
そのため、売名のための狂言説も飛び出し、メディアや世間から非難を浴びることもありました。警察の判断は、「頭を打ってさまよっただけで、事件性はない」という結論に至りました。
また、病院では「一過性の全健忘症」、つまり記憶喪失という診断が下されました。
あるイベントで我修院さんは、記憶喪失に関する質問に「わからないということは、本当に怖い」と答えています。
そんな記憶喪失を引き起こした原因となった失踪事件は、どのような経緯だったのでしょうか?
我修院達也の失踪事件
記憶喪失を引き起こした原因となった失踪事件ですが、それは1991年3月3日の午後3時頃に起きました。
その日、家族で熱海に旅行に来ていた我修院さんは、熱海港の防波堤で釣りをしていました。
しかし、2時間後に妻の香織さんが迎えに行ったところ、我修院さんの姿はどこにもありませんでした。
その代わりに、防波堤には我修院さんの釣り竿と帽子だけが残されていました。
心配になった妻の香織さんは警察に報告し、我修院さんの捜索が始まりました。
そして、突然の失踪事件は、3日後に意外な結末を迎えました。なんと、彼は小田原市の図書館で発見されたのです!
その間にかかった捜索費は3日間で300万円!結局、失踪した理由や原因、我修院さんが発見されるまでどこにいたのかは、まだ謎のままです。
今では、彼が北朝鮮に拉致されかけたのではないかという噂があります。「自分は日本の有名人だから、誘拐するとすぐにバレる」と言って解放されたが、北朝鮮側に拉致の真実を口封じされているため、記憶喪失のふりを続けているという憶測が飛び交っています。もし本当なら、それは恐ろしい話です。
息子が我修院達也を立ち直らせた
失踪事件と記憶喪失の後、我修院さんは芸名を「若人あきら」から現在の「我修院達也」に変更しました。
その後、我修院さんのファンだった「石井克人」監督から、映画「鮫肌男と桃尻女」への出演オファーがありました。
映画「鮫肌男と桃尻女」への出演依頼があったとき、我修院さんは一度断ったと言われています。その理由は、タイトルを聞いた我修院さんが、風俗的な映画だと誤解したからです。
しかし、息子さんが誤解を解いてくれて、一緒に石井監督に会いに行き、映画の真の内容を理解し、出演することになりました。
この役で注目を浴び、再び我修院さんは多くの作品に出演することができたそうです。
後に、我修院さんは「息子のおかげで救われた」と語っています。
仕事を息子さんに相談できる親子関係だったおかげで、今の活躍につながっているのでしょう。
我修院達也の妻・菅野香織が支えていた
実は我修院さんの家族について、あまり情報は出ていません。
ただ、妻の香織さんは記憶喪失を境に「やはり主人は以前と変わった…」と、我修院さんについて話していることがわかっています。
嫌いな食べ物が食べられるようになったり、少し失踪前と違いがあったようです。
後に我修院さんは精神科医から、自分に都合がいい部分を所々覚えている「シマ性健忘症」と診断されています。
妻の香織さんは夫が突然失踪事件を起こし、記憶喪失になるなんて現実離れした事実を受け止めて、支えてきたのでしょう。
まとめ
以上、我修院達也さんの失踪事件や記憶喪失と、家族にまつわる噂を調査してきました。
ある日突然、家族が消えたと思ったら記憶喪失で帰ってくるなんて、ドラマの世界だけじゃないんですね。
今では個性を発揮して元気に活躍されているので、大事に至らなくて本当に良かったです。これからも、体に気をつけて頑張って頂きたいと思います。