青学陸上部監督 名将・原晋のプライベートに迫る!家族構成は?子供はいる?

現在、箱根駅伝で圧倒的な強さを見せている青山学院大学。

第91回大会(2015年)から第94回大会(2018年)にかけて4年連続の4連覇を飾り、2022年1月にも、2年ぶり6度目の優勝を果たしており、青山学院大学は箱根駅伝の強豪校として今では一番注目されている存在と言えるかもしれません。

その名門陸上部の監督として活躍されている原晋さん。

「箱根駅伝の監督」と言われて、1番最初に思い浮かぶのが原晋監督ではないでしょうか。

大学駅伝界の名将であり、最近ではテレビなどのメディアでコメンテーターとしても活躍している青山学院大学陸上競技部の監督・原晋さん。

今回は、原晋さんのご家族や子供についてまとめました。

家族は?子供は?青学陸上部監督・原晋プロフィール

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本名   原晋(はら すすむ)

生年月日 1967年3月8日(55歳)

出身地  広島県三原市

職業   陸上競技指導者(駅伝競走・長距離走・マラソン)、大学教員、スポーツ解説者、タレント、コメンテーター、元陸上選手、元中国電力営業職員

配偶者  原美穂(青学大町田寮・寮母担当)

原晋さんといえば「箱根駅伝」ですが、意外にも本人の出走経験はなく出場校のOBでもありません。

原晋さんは中学から陸上を始め、広島県立世羅高校では主将として全国高校駅伝で準優勝を果たしています。

その後進学した中京大学では3年時に日本インカレ5000mで3位に入賞。大学卒業後は中国電力陸上競技部に1期生として入部しましたが、ケガが原因で満足な結果を残せず5年で選手生活を終えて、中国電力の提案型営業マンとして再スタートをきりました。

同期が本社で活躍するなか、配属されたのは支店の下の営業所。しかし、この職場で社内1位の売り上げ成績を上げるなど、「伝説の営業マン」と呼ばれるまでになったそう。

約10年のサラリーマン生活ののち、母校・世羅高校の関係者から紹介を受け、2004年に中国電力を退職。青山学院大学・陸上競技部監督に就任します。

この時、奥様である原美穂さんには事前に何の相談もなく話を進めていたそうで、美穂さんは当然猛反対。

広島にマイホームを構え(住宅ローンの残債は2,000万円)、大企業である中国電力で安定したサラリーマン生活を送り、平穏な日々を過ごしていたであろうある日、「中国電力を退社して、青学陸上部の監督になる。箱根駅伝で必ず優勝するから、夫婦で東京の寮に住み込みたい」と告げられる美穂さんの心境は察するに余りあります。。

原晋さんは美穂さんと喧嘩しながらも機嫌を取り、1年かけて説得。

「もう今さら反対しても変わらないでしょ?日本一になりなさいよ!」と美穂さんが折れる形でようやく了承してもらえたそう。

そして美穂さんとのその約束の11年後、青山学院大学は見事、箱根駅伝初優勝を成し遂げ、さらにその後4連覇という快挙まで達成しました。

原晋の家族構成は?子供はいる?

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原晋さんと美穂さんの結婚は1995年。

1995年は原晋さんが選手として引退をした年です。

原晋さんは当時、船上パーティーで出会った別の女性を口説いており、その女性に電話を掛けたときにたまたま部屋にいて電話をとったのが美穂さんだったそう。

ひょんなことから話し始めた2人ですが、電話で話すうちに意気投合したそうで原晋さんの方からデートに誘い、あれよあれよという間に1年足らずでゴールイン。

美穂さんは、原晋さんが陸上をやめた後に知り合ったため、陸上選手だったことは知らなかったそうです。

普段から陸上が好きだということは聞いていたものの、原晋さんは家では箱根駅伝も競技のテレビも全く観ていなかったそうで、監督になると聞いた時にはとても驚いたそう。

2004年、36歳の頃に広島から東京へ移り住んだお2人。

2人の間には、子供はいません。

「不妊」の噂もネット上にはありますが、確証はありません。

原晋の妻・原美穂と寮生は家族、子供のような関係

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夫とともに東京に出た妻・美穂さんは、学生寮の寮母さんとして、寮に住み込んで学生達の生活面をサポートしていきます。

青山学院大学は、それまで「寮母」という前例はなかったそう。

これまで普通の主婦として暮らしていた美穂さんですから、美穂さんは当然、そして学生たちも最初は戸惑ったといいます。

本当に一から学生たちと暮らし方のルールや接し方など、少しずつみんなで話し合って決めていったということですから、相当な苦労があったのではないでしょうか。

ある時には、下級生にばかり雑用を押し付ける上級生を寮中に響くような大声で怒鳴りつけたこともあるんだとか。

今では学生たちにとって、監督には言えない愚痴なども言える本当の母親と子供のような関係になっているそう。

原晋が家族、子供として育ててきた陸上部

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青山学院大学陸上部を自分の子供のように育ててきたという原晋さん。

指導の信念は「人間として、男として自立させること」だといいます。

「チームの目標だけではなく、個人の目標も立てて、その両方の目標に向かって自身の力で走らせていく。監督がいるからやる、というチームにはしたくない」とインタビューで語っている通り、原晋さんは選手とのコミュニケーションを重視し、心の距離を縮め、選手が積極的に自ら課題に向かえるような環境作りに努められています。

さらに、「一度も選手たちを怒ったことがない。」という原晋さん。

選手を委縮させ、勇気ややる気を挫くような行為は一切しなかったそう。

結果として選手は自主的に練習を重ね、青山学院大学は箱根駅伝4連覇の偉業を成し遂げていることから、子供たちへの教育方針が間違っていなかったことが証明されました。

家族・子供と歩んできた箱根駅伝、原晋の今後は?

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箱根駅伝とともにこれまで歩んできた原晋さん。

その箱根駅伝が今変わろうとしています。

これまで、関東ローカルの大会だった箱根駅伝ですが、第100回目となる2024年の予選会より、全国の大学が参加可能となることが発表されました。

これは、参加資格が「関東学生陸上競技連盟男子登録者」から「日本学生陸上競技連合男子登録者」に拡大したことによります。

現在は、関東の大学に有力な選手が集中している状況で、高校生の上位100人のうちのほぼ100人が関東にきているのだといいます。

地元にいながら陸上で活躍することができ、学生の可能性を広げられるこの箱根駅伝の“全国化”改革に、原晋さんも「ひるおび」(TBS系)に電話出演した際に「アッパレな展開になってきましたね」と声を弾ませて大歓迎していました。

番組MCである恵俊彰さんから「監督のところに(有望な学生が)来なくなりますよ」と冗談めかして聞かれると「いえいえ、我々は我々でブランディングをつくって来てもらえるように努力をしていきます」とキッパリ。

「我々のライバルは陸上界の各大学チームではない、『サッカー界や野球界』である!」と語り、今後の陸上界をさらに魅力的にしていくことが今の原晋さんの目標のようです。

選手を家族や子供のように育てる原晋に対する世間の声

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原晋さんの人柄や教育観は、子供を育てる多くの人に参考にされているようです。

原晋の家族や子供は?まとめ

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夫婦2人、それまでの全てを捨てて上京し、監督業を始めた原晋さん。

美穂さんとの間に実子はいないようですが、学生たちを家族や子供のように大切に愛情を持って育てあげていることが分かりました。

原晋さんが育ててきた子供たちと共に戦う箱根駅伝。

今後のさらに可能性が広がる箱根駅伝と、これからの原晋さんと青学陸上部の”子供たち”の活躍が楽しみです!!