1933年生まれで現在88歳の草笛光子さん。
2022年大河ドラマ『鎌倉殿の13人』にも源頼朝の乳母(めのと)・比企尼(ひきのあま)役で出演、さらに映画「老後の資金がありません!」では第45回日本アカデミー賞にて優秀助演女優賞と会長功労賞の2冠に輝くなど、90歳を間近に控えてもなお、バリバリの現役女優として映画やドラマ、舞台で活躍をし続けています。
70年以上も芸能の世界に身を置き、第一線で活躍し続けている超ベテラン女優の草笛光子さんですが、そのプライベートはあまり知らないという方も多いのではないでしょうか。
調べてみると、草笛光子さんは若い頃にご結婚をされていたことが分かりました。
その相手はなんとあの大文豪『芥川龍之介』の息子さん!!
今回は、草笛光子さんの経歴や、元夫である芥川龍之介の息子である芥川也寸志さんとの結婚のきっかけと離婚の理由、その後の恋愛の噂、そして今もなお現役で活躍し続けられる秘訣について調べてまとめました。
もくじ
元夫は芥川龍之介の息子だった!草笛光子のプロフィール
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本名 栗田 光子(くりた みつこ)
生年月日 1933年10月22日(88歳)
出生地 神奈川県横浜市神奈川区
身長 158 cm
血液型 B型
職業 女優
活動期間 1952年 – 現在
配偶者 芥川也寸志(1960年 – 1962年)
草笛光子さんの芸能界デビューのきっかけは、高校時代に所属していた創作舞踊サークルから。先生が出すお題に対し、自分が感じたことを体で表現するということがとても面白いと感じたそうです。その後、高校3年のときに友人の勧めで受験した松竹歌劇団に見事合格し芸能界デビューを果たしました。
松竹歌劇団は1928年から1996年まで存在した出演者が女性で占められる“少女歌劇”と呼ばれるミュージカル劇団。
当時は兵庫県宝塚市を本拠とする宝塚少女歌劇(宝塚歌劇団)と人気を競っていたそうです。
草笛光子さんは県下有数の優秀な女学校に通っていたため、周囲からは“もったいない”という声もあがったようですが高校中退を決意し、1950年に松竹歌劇団に5期生として入団します。
すると、瞬く間に劇団のトップスターに登りつめ、入団から3年で銀幕デビュー、テレビ黎明期の頃の音楽バラエティーで自らの冠司会番組を持つなど様々な分野で人気を博しました。
草笛光子の夫となったのは芥川龍之介の息子!
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昔から今に至るまでずっとお綺麗で居続ける草笛光子さん。
数々の浮名を流し、多くの男性と交際があったのではと考える人もいるかもしれません。
しかし、実際に草笛光子さんが結婚したのは、たった1度だけ。
1960年、26歳の時でした。
元夫は大河ドラマ『赤穂浪士』や映画『八甲田山』のテーマ曲が代表作である昭和を代表する作曲家の芥川也寸志(あくたがわ やすし)さん。
年齢は8歳上の芥川也寸志さんは、あの大文豪、芥川龍之介の三男でした。
也寸志さんは再婚で2回目の結婚。連れ子がいました。
草笛光子さんが主演を務める舞台見に来ていた也寸志さんのお母様が楽屋に訪れた際、お嫁に来てほしいと伝えられたことが草笛光子さんが也寸志さんとの結婚を決めたきっかけだったとして、2018年8月にTBS系『ぴったんこカン・カン』出演時に語っています。
草笛光子と元夫との離婚理由は…?
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芥川也寸志さんと結婚した草笛光子さんですが、結婚生活は1年9か月で終わりを迎えてしまいます。
離婚原因は、芥川也寸志さんの連れ子と草笛光子さんの関係が良くなかったためとされていますが、本当の原因は直接語られておらず分かっていません。
2022年女性誌のwithにて社会学者の古市憲寿さんと対談を行った際に、草笛光子さんは「これまでに仕事をやめようと思ったことは1度だけ、離婚したとき」であると語っており、ひどく傷つき母親からも仕事を辞めて実家に戻ることを勧められたと言っていることから、芥川也寸志さんから切り出された別れだったのかもしれません。
また、離婚の原因かもしれないと言われる事件があります。
それは、芥川也寸志さんの前妻との離婚が成立し、草笛光子さんとの婚約を発表する直前のこと。
京都の旅館で映画音楽を作曲中だった芥川也寸志さんの元に、也寸志さんにストーカー行為を繰り返していた京大医学部助教授夫人が乱入し、服毒自殺を遂げたのです。
女性の自殺の理由は、芥川也寸志さんが自分勝手な恋慕の情を押し付けストーカー行為を繰り返すこの女性に対し、きっぱりと拒絶したためだったと言われています。
草笛光子さんによれば、この事件のせいか「幸せなはずなのに、彼はいつも孤独を抱えていた」そうです。
草笛光子と元夫の間に子供はいた?
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2人の間には子どもはできなかったようです。
結婚当時、草笛光子さんは26~28歳でしたから、結婚生活よりも女優という仕事を優先したということなのかもしれません。
元夫と別れた後の草笛光子の恋愛の噂は?現在の恋の相手は!?
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元夫、芥川也寸志さんと別れた後、草笛光子さんはこれといった噂が立つこともなく女優業を続け、今日まで至っています。
也寸志さんと離婚したときには一時は女優を辞めようと思ったといいますが、「それまで苦労してきたのに、引退したらもったいない。せっかく連れ子がいる男性と恋愛して、いろんな喜怒哀楽を味わったのだし、それを肥やしにして女優業に還元するべきだと考えた」と語る草笛光子さん。
元夫、也寸志さんとの離婚後はその痛みを仕事に生かし、再婚することなく独身で女優業に邁進していらっしゃるようです。
人生で経験した喜怒哀楽の全てを女優業に還元できるその強さこそが、草笛光子さんの女優として70年以上も活躍し続けられる秘訣の1つなのかもしれません。
古市憲寿さんと対談で、「今、恋人はいるか?」という質問に、「死ぬまでにもう一度素晴らしい恋をしたい。夢見ちゃうような人はなかなか見つからないけど」といい、2022年現在、恋をしているお相手はご近所に住むゴールデンレトリバーの“サヴィちゃん”なんだそう。(笑)
元夫は芥川龍之介の息子だった!草笛光子に対する世間の声
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草笛光子さんの元夫が芥川也寸志さんだったことにびっくりする声が多くみられました。
元夫は芥川龍之介の息子だった!草笛光子についてまとめ
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現在活躍されている女優さんも、みなさんとび抜けた美人で類まれな才能に恵まれている方々ばかりですが、88歳まで輝きを維持し第一線で活躍できる人は何人いるでしょうか?
エレガントな佇まいで、上品に年齢を重ね年々さらに輝きを増していく草笛光子さん。
全国の高齢者に元気を与えてくれる存在です!